現在開催中のサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会はグループリーグが佳境を迎えており、ますます多くのサッカーファンをテレビの前に釘付けにしている。スイスのある研究機関によれば、大会開催中に世界各国の労働者の半分が試合を見ていたとすると、それによって生じる経済損失は少なくとも104億米ドルにのぼるという。騰訊網が伝えた。

 オリンピックにもひけを取らない、世界最大のスポーツイベントの1つと言われるサッカー・ワールドカップ。出場国32カ国中多くの国では、試合のある日は学校や会社を休みにしてサッカー観戦に興じるという。同研究機関の統計では、出場国中でドイツとメキシコが最も経済損失を出す可能性がありそれぞれ17億米ドルにのぼり、次いでブラジルが12億ドルの経済損失を生み出すだろうとされた。

 また、出場していない国でも多くの人が試合観戦に夢中になり、仕事に影響がでることも少なくないようだ。同研究所では、大会開催中の1カ月間に少なくとも10億人がテレビで中継を視聴することになり、実際の経済損失はさらに大きくなる可能性があることも指摘している。特に経済の低迷が顕著になっているEU圏では、出場国を中心に大きな損失が生じ、経済危機を加速させる可能性もあると指摘された。

 騰訊網はこの研究結果と合わせて、本大会でFIFAは80億ドルあまりの総収入を得るだろうというオーシャンズ・マーケティング(北京欧迅体育文化伝播有限責任公司)の朱暁東社長のコメントを紹介した。(編集担当:柳川俊之)



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