基本的に部屋から出ちゃダメなので…


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摂食障害を抱えた16歳の女子高生・加藤ミモリ。彼女が入院することになったのは、外の世界から切り離された精神科病棟でした。

入院時の体重は33kg。スマホもテレビもなく、家族にも会えない日々。「体重が増えるまでベッドから降りてはいけない」――そんな厳しい制限のなかで、ミモリは何度も逃げ出したくなる気持ちに襲われます。それでも、同じ病棟で生きる人たちとの出会いが、止まりかけていた彼女の時間を少しずつ動かしていきました。

作者・もつおさんが自身の経験をもとに描く、特別な1年間の物語『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』をお届けします。

※本記事はもつお著の書籍『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』から一部抜粋・編集しました。

■変わり映えのない生活で変わるもの

洗顔


少しずつ慣れてきた


制限だらけの生活と


もう2週間も経ったのか


掃除機かけますよー


またこの話…


行ってらっしゃい


シャワー行ってみよっか


嬉しいと思えることはまだ少ない


著=もつお/『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』