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 プロフィギュアスケーターの宇野昌磨さん(28)とプロフィギュアスケーターの本田真凜さん(24)が22日に都内で会見。アイスダンスチームを結成したことを報告した。ともにトヨタ自動車の所属選手となり、3月に選手登録を済ませた。

 会見冒頭で宇野さんは「この度、私達はアイスダンスチームを結成し、競技へ挑戦することを決意しました。2024年10月ごろに2人でこの決断をし、今日これまでアイスダンスに真剣に取り組み歩んできました」

 本田さんは「私達は今年の秋の大会より選手として競技に出場するために準備を進めています。2人で掲げた目標を達成できるように、日々練習を積み重ねていきたいなと思っています」とそれぞれ所信表明。

 目標については、宇野さんは「とても大事な部分なので2人の口から言わせてください。いきます。せーの」と声を合わせて「2030年のオリンピックに出場することです」と掲げた。

 アイスダンスチーム結成のきっかけについて、宇野さんが「僕から本田真凜さんにオリンピックを目指して一緒にアイスダンスをやりませんかとお声をかけさせていただいて」と明かし「2人とも引退していろんなことを経験してた上で、いろんな考えがある中、いろいろ相談して2人で決断しました」と説明。

 本田さんは、チーム結成の話を受けて「時期的に引退したのがその年だったので、決まっているアイスショーに向けて2人で練習、滑っていく機会が増えていた。最初に“オリンピックに一緒に出よう”と提案していただいた時は、私自身は“何のオリンピックなの?”“シングルで目指すのか?”と疑問があった」と回顧。「改めて真剣な表情で、“アイスダンスでオリンピックを目指そう”という提案をいただいて、私自身、強い覚悟が持てるまで少しだけ時間を置いたんですけど、その後に自分の中で大きな覚悟が決まったので、“一緒に目指したいです”ということを伝えさせていただきました」と明かした。

 さらに本田さんは「自分が本当にしたいこと、やるべきこと、本心は何なのかを考えた時に、私はまだスケートで叶えなければならないことがあるんだと感じました。昌磨くんとだったら実現できるかもしれないし、私自身も足を引っ張らないように必死に覚悟を持ってやっていかなきゃな、という気持ちでした」と説明した。

 宇野さんは2018年平昌、22年北京五輪2大会連続メダリスト。国内の五輪メダリストがアイスダンスに転向するのは、高橋大輔さん(40)以来、2人目となる。

 会見前にそれぞれインスタグラムで「この度、宇野昌磨本田真凜はアイスダンスチームを結成し、新シーズンより競技へ挑戦することを決意いたしました」と報告。「2024年10月。この決意をした日から、オリンピック出場という目標を掲げ、アイスダンスと向き合い続けてきました。日々、新たな挑戦と共に、強い覚悟を持って歩みを進めています」とつづった。

 「難しさも、喜びも、これまでの競技生活を通して様々な感情を経験してきました。二人だからこそ、分かち合える想いを胸に、自分達が納得できる日々を積み重ねていきます」とコメント。「応援してくださる皆さまと、この挑戦の中で出会うたくさんの景色を共有できたら嬉しいです。これからのしょまりんを、どうぞよろしくお願いいたします。Game on.」と添えた。

 2022年に交際を公にした2人。宇野さんの初プロデュースとなる25年のアイスショー「Ice Brave(アイスブレイブ)」ではアイスダンスを披露していた。また、2人が共同で運営していると思われるインスタグラムのアカウントではアイスダンスの練習に取り組む姿を公開していた。