米の販売価格が9週連続値下がり 喜ぶ消費者・生産者は危機感 広島
コメの販売価格が9週連続で値下がりしています。消費者からは安堵の声が聞かれる一方、気をもんでいるのは生産者たちです。
広島市内のスーパーです。
■宮脇 靖知 キャスター
「お米売り場のコーナーです。1~2年の中でも種類も多くなって、棚も充実しているように感じられます。」
この店では5キロのコメが30種類以上並びます。価格は4000円台のものが中心です。
「今は4000円いくらだけど、このまえ買ったときは5000円だった。(価格が)下がったほうが、みんな喜ぶ。」
「ちょっと安くなったなと思う。少しはお米も食べられるかな。」
コメの価格は下がってきています。農水省が17日に発表した全国のスーパーでの平均価格は、5キロ・3873円。値下がりは、9週連続です。この店でも2月ごろから、5キロ・3000円台の入荷が始まり、今は、常に店頭に並んでいるということです。
一方で、こんな人も。
■客
「あまり食べないから、2か月ぶりくらいに買いに来た。高いので他のもので代用している。」
県北では先週から田植えが始まりました。三次市三良坂町です。原油価格の上昇などで、経費は増える一方、コメの値下がりが続く現状に、生産者からは懸念の声です。
■ライスファーム藤原 藤原 博己 社長
「物の値段が上がるなかで、コメだけが下がっている状況なので、どこまでこれが下がるのかという危機感を持っている。」
生産者にとっては、経営に大きな打撃を与えるというコメの価格低下。影響は卸売り業者にも及んでいるとして、安定した価格を望むばかりです。
■ライスファーム藤原 藤原 博己 社長
「昨年あたりも集荷業者は(コメを)持っていれば売れていた。だから高くても売れている状況があった。ただそれが、あまりにも高すぎて、今売れないという状況の中で、倉庫に今、山積みになっているという情報もありますし。ある程度の適正価格の米価で推移してくれないといけないと思っている。」
【2026年4月22日 放送】
