前大統領の評価巡り内紛続く韓国野党、ソウル市長選に向け結束できるかがカギ…李在明政権の中間評価「統一選」目玉
【ソウル=仲川高志】韓国の保守系野党「国民の力」は18日、6月3日の統一地方選で行われるソウル市長選の候補に、現職の呉世勲(オセフン)氏(65)を選出した。
左派系与党「共に民主党」は同市城東区の前区長、鄭愿伍(チョンウォンオ)氏(57)の擁立を決めており、与野党対決の構図が固まった。
統一選は昨年6月に発足した李在明(イジェミョン)政権の中間評価に位置付けられる。ソウル市長選はその中で最大の注目選挙だ。呉氏の市政運営への評価が主な争点となる。
韓国ギャラップが14〜16日に実施した世論調査の結果によると、李大統領の支持率は66%で、不支持率は26%だった。統一選で与党候補が多数当選することを望む人は45%に上り、野党候補が多数当選することを望む人の28%を大きく上回った。全国的に共に民主党の候補が戦いを優位に進めそうだ。
国民の力では、2024年12月に戒厳令を宣布し、25年4月に憲法裁判所の決定で罷免(ひめん)された尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領の評価を巡る内紛が続いている。党内が結束できるかどうかが勝敗のカギを握る。
