プラモシェア8割の静岡市、「模型の世界首都」条例案提出へ…産学官で魅力を発信
プラモデルなど模型の国内出荷額で8割のシェア(占有率)を誇る静岡市で、「模型の世界首都」として文化的価値を継承するための条例案を市議会最大会派・自民党市議団が議員提案する方針を固めた。
議会関係者への取材で分かった。20日に議員連盟を設立し、産学官で魅力を世界に発信していく考えだ。
同市にはミニ四駆などで知られる「タミヤ」など、模型メーカーが集積している。国内最大級の模型見本市「静岡ホビーショー」が毎年開催され、国内外から約7万人が訪れる。
関係者によると、「模型の世界首都SHIZUOKA条例」(仮称)の案では、模型を市の公式な財産として明確に位置づける。都市ブランドの確立と産業振興を図る狙いだ。11月市議会に条例案を提出し、年度内の成立を目指すという。
議員連盟は勉強会などを経て、模型を活用した観光政策の提言や、大学と連携した教育プログラムの開発などを予定する。地場産業への理解を深めてもらうため、模型を学校教材に取り入れることも検討する。
自民党内に上川陽子元外相(衆院静岡1区)が会長の「MOKEI(模型)文化推進議員連盟」が発足しており、連携して模型文化の振興を図る考えだ。
