【WWE】SMACK DOWN(4月10日・日本時間11日/カリフォルニア・サンノゼ)                

【映像】ケガ抱える日本人女子、驚きの“絶叫”アクロバティック

 負傷を抱えたまま女子王者に挑んだ日本人女子レスラーが、痛みをこらえて絶叫〜満身創痍の場外アサイムーンサルトで会場を震撼。勝敗を超えた「魂の一撃」に、ファンの「かっけえ」「すげえわ」など称賛コメントがネット上に溢れ返った。

 WWE「SmackDown」のメインイベント、女子王者ジェイド・カーギルとイヨ・スカイのノンタイトルマッチ。盟友リア・リプリーのアシストのために怪我を押して強行出場したイヨはジェイドに敗れたものの、試合を語り継がれる好勝負を展開した。

 事の発端は3日前の「RAW」に遡る。リア・リプリー&イヨ vs. ミチン&B-ファブのタッグマッチ中、ジェイドがリング外からケンドー・スティックでイヨの肋骨を集中攻撃。試合後にも追撃を重ね、イヨを担架で運ばせるという凶行に及んでいた。そのダメージを抱えたまま、イヨは「SmackDown」のリングに立つことを選んだ。

 負傷箇所のテーピングも痛々しい姿のイヨだが、序盤から動きで上回った。開始直後のドロップキック、リングに戻ってからのメテオラ、スプリングボード・ムーンサルトと、持ち前の空中殺法を連発。ジェイドのブルーサンダーボムでカウント2を喫しながらも、チョークスラムを切り返してダブルスタンプを叩き込む。

 しかし試合中盤、流れは一変。場外戦でジェイドがイヨの顔をスティールステップに叩きつけると、その場に崩れ落ちたイヨは左肋を押さえ、口元から出血。カウント8、片膝をつきながら這い上がり、リングポストを掴んでよろめきながら立ち上がる。

 そしてコーナーへ。鉄階段でボロボロになった顔で、イヨは痛みを堪えて「アァァァァァッ!」と絶叫。アサイムーンサルトが高角度からジェイドの胴体に突き刺さる。ABEMA実況の藤沢俊一郎アナウンサーの「今の状態を考えるとよく飛びましたね」の言葉に、解説の堀江ガンツも「これぞイヨ・スカイですよね」と頷き、ファンも「イヨかっけえ」「すげえわ」と呼応する。

 しかし被弾直後のジェイドも冷静にエプロンへエスケープ。老獪な場外での動きで主導権を取り戻す。イヨの掌底アッパーを受けながらも第二波のホイールバロウ・ホールドを筋力で耐え切ると、ダメ押しのスティールステップ攻撃。堀江が「今の階段の角ですよ…」とイヨのダメージの限界を察するコメント。 リング内ではジェイドのパンプキック、さらにフィニッシャー「ジェイデッド」でカウント3。満身創痍のイヨを退けた。

 試合後、鉄椅子を手にリングへ戻ったジェイドが追撃に動くと、リアがランウェイを駆け抜けて割って入り、にらみを利かせて撤退させる。この結果でジェイドは「レッスル・マニア42」での女子王座戦へ弾みをつけた。

 一方、イヨをめぐっては謎めいた”最後の授業”とのメッセージを発し挑発するアスカとの「夢の日本人対決」実現を望む声も高まっており、祭典の行方は複数の意味で目が離せない状況となった。

(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)