肉を切った調理道具。正しく洗う!しっかり乾かす!【お肉の切り方の正解】

【画像で確認】肉を切るときに使った道具。洗剤で洗った後にどうする?
肉を切った後のまな板や包丁。「ちゃんと洗っているつもり」でも、実際にはちゃちゃっと洗って終わり、にしていませんか? 洗い漏れた部分があったり、しっかりと乾かさずに水分を残したりしてしまうと、雑菌やかびが繁殖する原因になります。ということで、食のプロで栄養士の小田真規子さんと一緒に、改めて正しい方法をおさらいしましょう!

教えてくれたのは…
▷栄養士・料理研究家 小田真規子さん
さまざまな食のニーズに応える「スタジオナッツ」を主宰。豊富なアイディアと知識に定評があり、雑誌や書籍、企業などでレシピや商品の開発に携わるほか、栄養や衛生に関する提案も行なう。
■生肉を切った調理道具の正しい洗い方
1. 汚れをざっと落とす
肉のたんぱく質は、放置すると食中毒の原因菌の栄養に。切る際に使った道具は、流水で早めに洗い流す。最初から60℃以上の湯をかけると、たんぱく質が固まるので注意。

2. 洗剤でくまなく洗う
まな板は側面や穴の内側、包丁やキッチンばさみは持ち手と刃の継ぎ目など、洗剤をつけたスポンジで細部まで念入りに洗い、流水でしっかりすすぐ。

3. 85℃以上の熱湯をかける
全体に素早く熱湯がいきわたるよう、まな板はシンクの縁に立てかけて押さえ、小鍋を利用して熱湯を回しかけるとよい(やけどに注意)。

4. 拭いて乾燥させてからしまう
拭いてからよく乾かすことで、かびや雑菌の繁殖を防止。清潔なふきんを敷いた上に道具を立てかけ、しっかりと乾燥させてから風通しのよい場所へ。

これはNG!
洗った道具を、ぬれたまま放置

週1〜2回は漂白を
プラスチックや合成ゴム製のまな板は、ボウルなどにのせて清潔なシンクに置き、キッチン用漂白剤を全体にスプレーを。さらにペーパータオル、ラップの順に全体をおおってパックし、5分ほどおいてから流水で30秒以上すすいで。反対の面も同様にし、しっかりと乾かして。

※塩素系漂白剤を使用する場合は、調理道具の材質や、パッケージに記載の使用上の注意を確認してください。
■小田さん & 編集部が選んだ、肉を切るときに役に立つ「おすすめグッズ」
【いざというとき、洗い物が減る!】
【カインズ】蓋(ふた)を開けずに切れる 抗菌まな板シート
キャンプや災害時など、まな板を洗えない環境下や、色移りが気になるときにまな板に直接貼ることができる。ブラックとクリアの2色展開。5m ¥498


【無印良品】調理用 手にフィットする手袋
調理の途中でほかの作業をするときや、手に傷がある場合に便利。M、Lの2サイズあるのもポイント。左右兼用 50枚入り ¥199 無印良品 銀座 03(3538)1311


【清潔な調理環境の必需品!】
【コストコ】カークランド シグネチャー ペーパータオル
会員制倉庫型店「コストコ」のロングセラー商品。「驚くほど吸水性が高く、手放せなくなります」(小田さん) 12ロール ¥2,698

【ワイズ】ASSO 三ツ星スポンジ 食器洗い用
小田さんが太鼓判を押す、抗菌加工を施した白いスポンジ。「丈夫で水切れがよいものをやっと見つけました!」 ¥220

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小田さんによると、料理をする調理台やシンクなど、周囲の環境をきれいにしておくのも重要、とのこと。道具と同様、甲や指先、爪の間など、手も細部まで念入りに洗いましょうね!
監修/小田真規子 撮影/難波雄史 イラスト/アベミズキ 編集協力/ singt
文=高梨奈々

