トータス松本「ウルフルズを目一杯楽しんでもらえるよう、すべてを注ぎたい」 「ヤッサ!」取材会
ウルフルズ恒例の野外ワンマンライブ「ヤッサ!」の合同取材会が7日、大阪市内で開催された。ボーカルのトータス松本(59)は「単独でのライブ。今のウルフルズを目一杯楽しんでもらえるよう、すべてを注ぎたい」と気合いを見せた。
00年から毎年開催。21回目の今年は5月30日に大阪・吹田の万博記念公園で「スマドリでええねん!OSAKAウルフルカーニバル ウルフルズがやって来る!ヤッサ!2026 おっさんがヤッサやったっていいじゃないか!」として開催する。
公演では昨年7月に公開された映画「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」の主題歌・挿入歌を披露する。痛快なダンスナンバー「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」と、ミディアムバラード「青春」。「思いのほか、ウルフルズの中で重要な曲になった。メンバーも気に入って。昨年のヤッサではやってないので、大々的にやろうと」と盛り上げていく構えだ。
3人にとって「ヤッサ!」は特別な位置づけ。松本は「関西出身のバンドで、全国的にもそう見られてる。関西を軸に活動したいという思いが2018年頃から強くなってる。大阪で、単独でやることに意味がある」という。メンバーだけでなく、スタッフやファンにとってもいわば「お祭り」なのだ。
ベースのジョンB(58)も「ウチの年1回のお祭り。ホールでのコンサートやフェスとはちょっと違う。普通の野外ライブとも違う。お客さんと一緒に作り上げるムードも。毎年楽しみにしてるお客さんが多くなれば」と期待。ドラムのサンコンJr.(55)も「我々もスタッフもお客さんも楽しめるか。それぐらいの気持ちで挑んでる。毎年できてるのは奇跡だね」と目を細めた。
一方、ライブにおける観客の大声での歌唱について巻き起こった「大声歌唱論争」についても言及。「ウルフルズの歌は、歌っている人以外の人が歌うところも多い。ボクが歌ってるところでは、歌うのを控えて」とボーカルの松本。大ヒット曲「ガッツだぜ!!」での大合唱はもちろん、容認する。
昨年の「ヤッサ!2025」は大雨の中での開催となった。「お客さんには大雨で大変な思いをさせた。でも、内容は濃く、映像も雨の効果があった」と松本。かつて、東京・日比谷の野外大音楽堂で開かれた数々の“伝説の雨の野音”ライブに負けていないと自負。「自分の気持ちを切り替えて、逆にテンションを上げた。予定していた演出ができなかったのは残念」とジョンB。昨年できなかった中央の花道の客席に近い場所で演者総出でパフォーマンスする。ただ、できれば晴れた場所での開催を。「晴れてほしい。雨はイヤだ」と松本は“晴れ乞い”して、新たなウルフルズの1ページを飾りたい。
