ずばり、「読書家が嫌がる装飾」ほど効果絶大です。よくある本棚と真逆の第一印象を作れますからね。非常に論理的ですね。悲鳴が聞こえてきても幻聴です。

読書家は、本棚にオブジェを置くのは嫌がるだろうな。読書家は、本棚に植物を飾るのは嫌がるだろうな。読書家は、本棚に収納BOXを入れるのは嫌がるだろうな。そのヒラメキこそがチャンスです。

嫌がるからには嫌がる理由がある気もしますが、今は見た目の話です。それはそれ、これはこれ、切り離して考えましょう。参入障壁が高いからこそ目新しくて非日常な印象になるという因果関係もありますし、読書家が嫌がりそうなディスプレイのすべてを採用する必要もありません。

目指すのは、自分にとってのちょうどいいバランスです。ディスプレイブロックの数と同じように、自分だったらどれくらいおしゃれな印象を作りたいか、どれくらい非日常な雑貨なら飾っても許せるか、ぜひぜひ自己分析してみて下さい。

◆自分なりの着地点を探してみてください

というわけで、素敵な本棚を作りたいときは、「ディスプレイブロックを作ること」「読書家が嫌がりそうな装飾をすること」……この二つを意識してみてください。いざやってみると楽しいですよ。

また本棚に限らずですが、インテリアの世界では自分で考えることがとても大切です。頭の片隅にでも入れておいてください。

めっちゃおしゃれで、めっちゃ収納できて、しかもめっちゃ安い。そんな魔法みたいな家具やテクニックがあれば誰も苦労しません。ありもしない魔法を待っているだけでは、インテリアは一歩も前に進まないのです。

どんな素敵な部屋だって、一つ一つの小さな努力の積み重ねでできています。自分なりに妥協できるものと妥協できないものを、みんな必死で考えて形にしています。

試行錯誤は誰だって大変ですが、その苦労の先にこそ、自分自身が納得できる着地点があります。無理のない範囲で構いませんので、とっつきやすいところから少しずつ練習してみましょう。

【カジキ】
暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験を元に、インテリアの法則を各コンテンツで言語化して発信中。YouTube「ゆっくりインテリア」、ブログ「様子のおかしいインテリア店」、Xアカウント@kajikissa