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 ◇東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ 王者・田中空(大橋)<10回戦>元王者・佐々木尽(八王子中屋)(2026年5月2日 東京ドーム)

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)とWBA&WBC&WBO同級1位・中谷潤人(28=M.T)のビッグマッチが行われる5月2日の東京ドーム興行のアンダーカードの会見が30日、横浜市内のホテルで開かれ、東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチで対戦する王者・田中空(24=大橋、5勝5KO)と挑戦者の元同級王者・佐々木尽(24=八王子中屋、20勝18KO2敗1分け)が出席した。

 5戦全KO勝ちで“ハマのタイソン”と呼ばれる田中は昨年6月、プロ4戦目で東洋太平洋ウエルター級王座を獲得。同年10月、初防衛に成功していた。また、“日本人初のウエルター級世界王者”を掲げる佐々木は昨年6月の世界初挑戦で当時のWBO王者ブライアン・ノーマン・ジュニア(米国)に5回KO負け。今年2月の再起戦に2回TKO勝ちしていた。

 田中は佐々木について「プロになる前からウエルター級のトップにいて、早く追いつきたいという気持ちでやってきて、やっと戦える位置まで来られたのがうれしい」とコメント。「スピードもパワーもあって当て感も凄くて、本当に一瞬も気を抜いてはいけないと思うので、しっかりと面白い試合ができるようにしたい」と抱負を述べた。

 一方の佐々木は開口一番、「大空に雷を落としにやってまいりました」と相手の名前“空”に対して“宣戦布告”した。「僕も田中選手も世界王者になれる実力はあると思っていて、僕は世界王者とも結構スパーリングを重ねてきたんですけど、田中空選手のスパーはもの凄く強さを感じた。これは裏の世界タイトルマッチという感覚の試合になると思います」と説明し、田中の警戒すべき点を問われると「全部ですけど、まずは曇りにして、雨を降らして、雷で打ち抜いてやろうと思います」と不敵な笑みを浮かべた。

 発言の意図を問われた佐々木は「田中選手って大空とか青空とか、トランクスも青じゃないですか? そういうイメージがあるんで、自分は宇宙で行こうかと。雷がKOみたいなイメージでやりました」と説明。田中は困惑の表情を浮かべながらも「そういう例えが出てくるとは思わなかった。面白かったです」と返した。

 興行のもようはLeminoが独占ライブ配信する。

<試合カード>

・世界統一スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦

王者 井上尚弥(大橋)―中谷潤人(M.T)

・スーパーバンタム級8回戦

武居由樹(大橋)―ワン・デカン(中国)

・WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦

王者 井上拓真(大橋)―井岡一翔(志成)

・東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ10回戦

王者 田中空(大橋)―佐々木尽(八王子中屋)

・フェザー級10回戦

阿部麗也(KG大和)―下町俊貴(グリーンツダ)

・東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・スーパーミドル級タイトルマッチ10回戦

王者 尹徳魯(ユン・ドクノ、韓国)―森脇唯人(ワールドスポーツ)

・WBOアジア・パシフィック・フライ級タイトルマッチ10回戦

王者 富岡浩介(RE:BOOT)―田中将吾(大橋)