「Reticulum Network Stack」は通信可能なデバイスを集めてローカルネットワークや広域ネットワークを構築できるシステムです。Wi-FiやイーサネットだけでなくLoRa無線やシリアル回線、アマチュア無線のデジタルモードなどありとあらゆる通信機器を活用できることを特徴としています。

Reticulum Network

https://reticulum.network/

GitHub - markqvist/Reticulum: The cryptography-based networking stack for building unstoppable networks with LoRa, Packet Radio, WiFi and everything in between.

https://github.com/markqvist/Reticulum

Reticulum Network Stackでは通信規格の異なるデバイス同士を接続してネットワークを構築可能です。データは暗号化された状態でやり取りされ、発信者の匿名性を保ったまま通信できます。Reticulum Network Stackのドキュメントは以下のリンク先で確認できます。

Reticulum Network Stack 1.1.3 documentation

https://markqvist.github.io/Reticulum/manual/



Reticulum Network Stackに対応したアプリも複数公開されています。例えば、Reticulum Network Stackの開発者であるMark Qvist氏が開発した「Sideband」ではテキストメッセージのやり取りや音声通話が可能です。対応OSはAndroid、Windows、macOS、Linuxです。



Liam Cottle氏が開発した「Reticulum MeshChat」ではテキストメッセージや音声通話、ファイル送受信を分かりやすいGUI上で実行できます。対応OSはWindows、macOS、Linuxです。



なお、Qvist氏は2025年12月にReticulum Network Stackの開発から離れることを宣言しています。Reticulum Network Stackのプロトコルはパブリックドメインで、ソースコードもオープンソースとして公開されているため、誰でも開発を引き継げるようになっています。