中国のポータルサイトに、中国の技術レベルはまだまだ世界をリードするレベルにはなく、思い上がってはいけないとする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・百度に13日、中国の技術レベルはまだまだ世界をリードするレベルにはなく、思い上がってはいけないとする記事が掲載された。

 記事は、中国が今や世界で2番めの規模を持つ経済大国であるものの、全体的な科学技術レベルは世界においてトップクラスではないと指摘。「自信を持つことはいいことだが、楽観的になり過ぎることなく事実をはっきりと認識しなければならない」とした。

 そして、華為科技(ファーウェイ)などの企業は確かに中国国内では先を進んでいるものの、中国全体を見ればそのような自分の力でのし上がってきたハイテク企業は非常に少ないと伝えている。

 また、現在が中国が各種分野の研究開発に力を入れているものの、日本のレベルははるかに高く、それは「恐怖」という2文字を用いて形容すべきものだと紹介。アジア一の先進国で、1人あたりのGDPが中国の3倍という日本の実力こそ世界のトップクラスにあるのだとした。

 ここまでの記事の主張はいささか大げさであり、日本に対する過大評価、自国に対する過小評価の印象を禁じ得ない。ただ、これから紹介する最後の部分は「宣伝好き、アピール好き」な中国人、中国企業に対する警鐘として興味深い。

 記事は最後に「不断の交流と学習があってこそ、企業はさらに発展することができるのだ。ネット上にはあまりにも多くの『ネット工作員』がいて、やれ世界をリードしているだの、世界一だの、世界が震撼しただのと美辞麗句を並べているが、実のところそんなに大したはことはない。そして、他の国は自分のことをあれこれとひけらかしたりしない。ある調査によれば、SNSで自分の収入や預金額を公開したがる人の多くは貧乏人であり、お金を持っている人ほどそのような行為を慎むのだという」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)