14日のキルギスはロングパスでサイドチェンジを行い、日本の左サイドを突こうとしてきた。その対処に当たったのは2010年から3回のワールドカップを経験しているベテランの長友佑都。長友が長きにわたり活躍しているということは、それだけライバルなってきた選手が少ないとも言える。

今回のベネズエラ戦ではその長友が外れ国内組が招集された。いつもは長友がつける番号「5」を渡された車屋紳太郎は、左利きで長友より身長が8センチ高いという特長を持つ。前回出場したのは2018年9月11日のコスタリカ戦で、1年以上ぶりの出場を狙うことになる。

「1年ぶりなんで、久しぶりにトレーニングして新鮮でした。前回はなかなか出られなかった分、今回は長い時間出場できるように頑張りたいと思います。長く代表でやっている選手の意識とか質は高くなっていると思うし、そういう選手たちを今見ながら刺激を受けています」

「今季の序盤はケガやうまくいかないことが多くて苦しい時間が多かったのですが、後半に向けて調子も上がってコンディションもよくなってきたので、代表に選ばれたというのはそういうところが評価されたと思いますし、自信を持って臨みたいと思います」

「左の突破の部分だとか、あとは1対1の部分で(対峙する)相手はドリブラーですから、なかなかそういう相手とマッチアップすることもないので、どこまでできるかやってみたいです」

背番号のことについての質問が飛ぶと、車屋は一瞬考え込んだ。そして「その背番号に恥じないようなプレーをしていきたいと思います」とキッパリと決意を語っていた。

【取材・文:森雅史/日本蹴球合同会社】