歴史に幕、新アトラクションオープン、マナー違反…2017年「東京ディズニーリゾート」10大ニュースまとめ
大ベテランのディズニーマニアのライターが、2017年の東京ディズニーリゾートの話題を振り返る!
10大ニュース総まとめ。
私的10大ニュース&TDRの未来は?
間もなく終了する2017年。今年も多くの話題がありましたが、東京ディズニーリゾートに関連する、「私的10大ニュース」と、その影響や今後について、独断と偏見でまとめてみました。
いつも私たちに多くの楽しみや話題を提供してくれる東京ディズニーリゾート。今年も様々な事がありました。
中には世の中の流れに反映された様な話題も……。
そんな2017年。ライター独自の目線と独断と偏見で今年を振り返り、今後について触れてみます。
(1)歴史あるアトラクションが次々クローズに
まずは、まだ記憶に新しいのが、東京ディズニーランドのトゥモローランドのアトラクション「グランドサーキット・レースウェイ(2017年1月11日終了)」と「スタージェット(2017年10月10日終了)」がクローズとなった事。
長い間、幅広い年代のゲストに親しまれた、2つの歴史の終わりは、やっぱりさみしいものですね。
加えて、グランドサーキット・レースウェイのクローズ時には、ゲストの手作りの横断幕が掲げられたり、スタージェット最終日には、ラスト回を狙うゲストで混乱も……という課題もありました。
(2)ジェラトーニ、ステラ・ルーがショーに登場
人気のダッフィーフレンズの仲間、ジェラトーニが、2017年2月にリニューアルされた「マイ・フレンド・ダッフィー」に登場。
既にショーデビューはしていましたが、レギュラーショーに初めて登場し、その「声」も初めて披露されました。
そして新キャラクターのステラ・ルーも「ステラ・ルーのグリーティングドライブ(2017年3月23日〜)」に登場。
更にステラ・ルーは「ステップ・トゥ・シャイン(7月11日〜)」にも主役として登場。
続けてクリスマスの「カラー・オブ・クリスマス」にも出演するなど、その勢いは止まりません。
近年続けて新キャラクターの投入と活躍が目立つ、東京ディズニーシー。
今後もキャラクター中心のパークへとシフトしていくのでしょうか。
(3)トゥーンタウンの木箱等に乗って撮影が話題(2月頃〜)
2017年の流行語大賞に選ばれた「インスタ映え」。
その言葉が表すように、パーク内には多くのフォトジェニックなスポットが存在します。
ただ、そんな撮影をするために、本来は登ったり、立ったりしてはいけない場所や、危険な場所で撮影する行動が目立ったのも、2017年の特徴。
例えば、東京ディズニーランドのトゥーンタウンの、ダウンタウンにある木箱(本来は開けると音が出て遊べる場所)に乗っての撮影が流行り、多くの批判が巻き起こった事がありました。
併せて2017年4月には、シンデレラ城前の塀に、危険な場所に座らない様にするためか、「突起物」が設置されるなど、パーク側の対応も見え始めた時期でした。
(4)ライドショットのモニターに岩などが飛ぶ演出が追加(1月頃〜)
アトラクション乗車時の様子が撮影され、ゲストが購入できるライドショットの対応アトラクション。
乗り場を降りて、最後にモニターを見て購入を検討できるのですが、2017年1〜3月にかけて、同モニターにアニメーション効果が加わりました。
「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー: クリスタル スカルの魔宮」は「岩」が飛び、「タワー・オブ・テラー」は稲妻が落ち、「スプラッシュマウンテン」は水しぶきがかかる……と言う演出が追加されました。
これはモニターの画面をスマホなどで気軽に撮影できるため、写真購入への影響を抑える為の対策であると思われます。
また、SNS等で、自分以外の人の顔写真が簡単に拡散してしまう可能性も高い為、肖像権などに対応する背景もあるのかもしれませんね。
(5)TDS「ニモ&フレンズ・シーライダー」オープン
東京ディズニーシーの「ストームライダー」の跡地に「ニモ&フレンズ・シーライダー」が2017年5月12日にオープン。
久しぶりに大規模アトラクションの登場となりました。
そして気になるのが、旧アトラクションの「ストームライダー」とポートディスカバリーのエリアの物語。
完全な形ではないかもしれませんが、細かな設定はストームライダーとのつながりも見られ、バックグラウンドストーリーにも一定の配慮が見え隠れする形になりました。
併せて「タートルトーク」にも新キャラクターが登場しました。
(6)ジャック・スパロウが登場! 初のハーバーショー抽選
東京ディズニーシーで夏に開催されたスペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」の「パイレーツ・サマーバトル“ゲットウェット! ”」では、ジャック・スパロウが登場。
これまでグリーティングでは登場した事があるジャックですが、初めてメインショーに登場しました。
併せて、ライブキャラクターとしては初登場のバルボッサも登場し、これまでにありそうで無かった東京ディズニーシーのパイレーツイベントが開催されました。
そしてもうひとつ大きな話題となったのが「ハーバーショーで初の抽選制度の導入」。
今回は、立ち位置の細かな場所指定の形ではなく、エリアに順番に入場するという変わった形となりました。
今後もハーバーショーで導入されるのか興味深い所です。
(7)トゥーンタウン入口のゲートが撤去
東京ディズニーランドのトゥーンタウンの象徴でもあった、入り口ゲート。長年親しまれてきたこのゲートが、撤去作業の為、2017年5月15日で見納めとなりました。
これは現在も進められているファンタジーランドの大改修工事のため。
アトラクションや、主要施設のクローズは、ホームページなどで事前に予告されますが、今回はほぼ突然のクローズとなりました。
現在は跡形もなくすっかり無くなってしまい、周辺には大きな柵が設置され、工事が本格化しました。
(8)TDL夏祭り、ガラガラくじに3時間待ち!
「ディズニー夏祭り」(2017年7月11日〜8月31日)に初登場した、祭りの出店をイメージした「ガラガラくじ」。
開始初日から、予想を遥かに上回る長蛇の列が発生し、初日は3時間待ちという事態にも!
その後は整理券方式に変わり、早く並ばないと体験できない貴重なくじ引きになりました。
(9)パレード途中で出演者が倒れた様に見える動画が話題
お馴染みとなった、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー両パークの「ディズニー・ハロウィーン」。
東京ディズニーシーの「ザ・ヴィランズ・ワールド」では、アクアボードの演出が追加され、水上ショーに新しい演出が加わりました。
また、東京ディズニーランドのパレードでは、ミッキーマウスがパレード中に倒れてしまった様に見える動画が拡散。
その後、他のニュースでは、ショーやパレ―ド中の過重労働が原因とされる、キャラクター出演者に労災認定がされる話などが話題になりました。
ゲストだけでなく出演者の安全確保にも注目が集まりました。
(10)初めての仮装期間「全面解禁」
これまでは、スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」開始の最初と最後の一週間程度だけの、期間限定だった、大人の全身仮装。
2017年は、仮装OK期間が一気に拡大され、ハロウィーンの全期間で可能になりました。
当初は期間中全部だと、
「仮装ばかりになって雰囲気がかなり変わってしまうのでは……?」
という懸念もありましたが、むしろ様々な場面で余裕が生まれ、バランスよく仮装期間が楽しめた様なイメージとなりました。
また、約500名のゲストが仮装をして園内を走る初めてのイベント、「ディズニー・ハロウィーン・ファン・アンド・ラン」も初開催となりました。
新しいパークの姿へ! 準備が始まった2017年
2017年もパークの楽しみとともに、多くの話題を提供してくれた、東京ディズニーリゾート。
もちろん、ここでご紹介した以外にも、書き切れない多くの話題がありました。
そんな中、2017年のポイントを一言で言うならば、多くの施設やアトラクションが刷新又はクローズされ、
「新しいパークの姿への準備が始まった年」
と言えるのではないでしょうか。
ご承知の通り、現在は2020年の完成を目指し、美女と野獣のエリア、屋内型シアターやキャラクターグリーティング施設などの新設が予定されています。
また、詳細は明らかにはなっていませんが、各メディアなどでは、パーク敷地の拡張や、第3のテーマパークという言葉も見られます。
これらはまだ公式発表ではなく、想像の域を出ませんが、将来的には質的にも量的にも、もっと大きなパークへと拡大・拡張していくのでしょうね。
しかしながら、併せて快適さの追求や、満足度の上昇という課題も残されています。
今後はこうした部分にも注目していきたい所ですね。
…そして来年2018年は、いよいよ東京ディズニーリゾート35周年。
永遠に完成しない、日本を代表するテーマパーク。これからの未来の姿がまた楽しみですね。

