まるでドラキュラ?!かつてスアレスに噛まれたイバノビッチがエバートンMFに噛みつく?

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[2.11 プレミアリーグ第25節 チェルシー1-0エバートン]

 かつてFWルイス・スアレス(バルセロナ)に噛まれたチェルシーDFブラニスラフ・イバノビッチがエバートンMFジェームズ・マッカーシーに噛みついた。英複数メディアが報じている。今後は3試合以上の出場停止になる可能性があり、12日中にもFAによる調査が行われる見通しだという。

 11日に行われたプレミアリーグ第25節、首位のチェルシーはホームでエバートンと対戦し、1-0で勝利した。この一戦、0-0で迎えた後半43分にMFウィリアンを倒したMFガレス・バリーが2枚目の警告を受け、退場。両チームの選手が主審を取り囲むなか、イバノビッチは後方からマッカーシーへつかみかかると、首を絞めた。その際に左肩付近を噛むような映像が確認されている。

 イバノビッチは2013年4月に行われたリバプール戦の試合中にスアレスに噛みつかれたことがあるが、今回は自ら噛みついてしまった。“ドラキュラ”のように連鎖する“噛みつき事件”。試合後、英紙『デイリーメール』によると、エバートンのロベルト・マルティネス監督は「イバノビッチがマッカーシーへ頭突きをした。これはレッドカードだ」と言及し、イバノビッチが警告を受けなかったことに不快感を示した。

 なお、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は『BTスポーツ』の直撃を受けるも、「イバノビッチが頭突き?笑わせないでくれ、笑わせないでくれよ」と言うに留めている。スアレスは“噛みつき事件”により、10試合の出場停止処分を受けていたが、果たしたイバノビッチの処分は……?3試合の出場停止処分となれば、キャピタル・ワン杯の決勝を欠場することになる。