クラレは、中国・上海市に設立した現地法人「可楽麗管理(上海)有限公司」(以下「クラレ管理上海」)において、上海市から「多国籍企業の地域本部」としての認定を取得した。(写真:「クラレ管理上海」が入居するビル)

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 クラレ <3405> は、中国・上海市に設立した現地法人「可楽麗管理(上海)有限公司」(以下「クラレ管理上海」)において、上海市から「多国籍企業の地域本部」としての認定を取得した。

 「多国籍企業の地域本部」とは、“管理性会社”という会社形態で、中国においてグループ企業の支援業務を担う会社がこの形態で設立する。“管理性会社”は、従来は最低資本金が30百万USドルである「投資性会社」のみが「多国籍企業の地域本部」の対象であったが、上海市は2008年以降に最低資本金2百万USドルである“管理性会社”も「多国籍企業の地域本部」の対象にいれた。

 クラレは2002年に上海事務所を開設して以来、中国において現地法人を順次設立してきたが、クラレが設立した企業の場合、中国の法規下では1社1業種としての事業活動を余儀なくされていた。そのため、中国におけるグループ企業同士の連携が、必ずしも円滑には行われていなかったこともあり、上海市が2008年に制定した「多国籍企業の地域本部設立を奨励する規定」に基づいて管理性会社を設立することで、中国ビジネスの一層の発展を目指す組織体制の構築が可能になると判断。2010年10月に「クラレ管理上海」を設立し、上海市から「多国籍企業の地域本部」としての認定を取得した。なお、同認定により上海市から財政支援などの優遇策も受けることができるようになる。(編集担当:小林南々穂)



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