サプライズとなったカーテンコールでは、手を振ってファンの歓声に応えたインリン様。その姿も見納めとなった

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5月24日(土)有明コロシアムで開催された『ハッスル・エイド 2008』。その注目は、今大会でハッスルを去ることになったインリン様のラストマッチとなった。

「悲劇の親子物語、完結」。坂田亘×エスペランサー戦を彷彿とさせるBGMが場内に流れる中、インリン様とボノちゃんによる親子の決着戦は、睨み合いで始まった。

ボノちゃんの突進にムチを振りかざして威嚇するインリン様は、サミングでボノちゃんの視力を奪うと、がっぷりと四つに組み、なんと230キロのボノちゃんを投げ捨ててしまった。すると、倒れるボノちゃんにまたがったインリン様は、「ボノ、これで終わりなの?お前はこんな意気地なしだったの?」と心のメッセージを投げかける。

これで息を吹き返したボノちゃんは、インリン様をベアハッグに捕えると、コーナーにもたれかかったインリン様に串刺しのボディプレスを2発。これを受けたインリン様は、リングに倒れこんだ。

しかし、最後の最後で母親にトドメをさせないボノちゃん。そんな愛するわが子の葛藤に対し、「きなさいボノ。私を超えてみなさい。今こそ、ハッスルするのよ」と、檄を飛ばしたのだった。これに意を決したボノちゃんは、遂にボディプレスを敢行。インリン様から、3カウントを奪った。

試合後、ピクリともしないインリン様を抱き起こしたボノちゃんは、「お願いだから目を開けて。今度こそいい子になるから」と呼びかける。インリン様も「今まで辛く当たってごめんね。生まれてきてくれてありがとう」と、心の会話を交わすと、ボノちゃんはインリン様を抱きかかえて、静かにリングを後にした。

会場では、インリン様・3年半の軌跡が流れ、その後は、ハッスル史上でも初となるカーテンコールに突入。インリン様という大役を果たしたインリン・オブ・ジョイトイさんが、ファンの前に嬉しい再登場。230キロ以上のボディプレスを喰らっていたため、腹部をおさえながらも、目に涙を溜め、ファンの歓声に手を振って応えると、最後は深々とお辞儀をしてバックステージへと戻った。

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