ファーストリテイリング グループ 勝田幸宏上席執行役員(左)、デザイナー セシリー バンセン(右)

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 「ユニクロ(UNIQLO)」が、「セシリー バンセン(Cecilie Bahnsen)」とのコラボコレクション「ユニクロ アンド セシリー バンセン(UNIQLO and Cecilie Bahnsen)」を5月22日に発売する。販売開始に先駆けて、5月13日にメディア向けに発表会を開催。デザイナーのセシリー・バンセン(Cecilie Bahnsen)が来日し、ユニクロのR&D統括責任者を務めるファーストリテイリング グループ勝田幸宏上席執行役員とイベントに登壇した。

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 今回のコラボは、ウィメンズ8型とセシリー バンセン初となるガールズアイテム5型の計13型で構成。同ブランドを象徴するフラワーモチーフやフリル、シャーリングを取り入れたTシャツやワンピースなどをラインナップする。

 ユニクロと国内外のデザイナーのコラボを数多く手掛けてきた勝田上席執行役員は、2019年のセシリーとの出会いを振り返った。ユニクロはコペンハーゲンにデンマーク1号店をオープンするのに合わせ、当時あった有名レストランの「ノーマ」で現地のクリエイターを招いた文化交流のディナー会を開催。セシリーと勝田上席執行役員はその際に隣席で、初めて会話を交わしたという。

 勝田上席執行役員はその後もセシリーの活躍を追っており、セシリー バンセンが掲げている「エブリデイクチュール」のコンセプトがユニクロの理念と共通する部分があることから、協業の機会を伺っていたという。今回コラボが実現し、7年越しにプロジェクトをスタートさせた。

 勝田上席執行役員は、セシリーのデザインに通底するフェミニンでロマンティックな世界観について触れ「セシリーのデザイン、ファッション、顧客に対する『愛』が結果として、ロマンティックでフェミニンな表現になっていると解釈している」と語った。

 セシリーは「『フェミニン』とは女性が自分らしくいられ、自分を表現できるものを生み出すムーブメントのようなもの」と自身の考えを説明。その考えをデザインに昇華させ、コラボアイテムに詰め込んだという。

 通常オーガンジーなどで作っているフリルやシャーリングのディテールを、ジャージー素材で取り入れることは技術的に困難で、両者にとって大きな挑戦だった。ランダムなシャーリング幅やシルエットの美しさを追求し、ユニクロチームがフィッティングのためセシリーのスタジオを3度訪れるなど、入念にすり合わせを行ったという。

 「今回のコレクションはとても気に入っていて、10年後にも着られるタイムレスな1着になったと思います」とセシリー。勝田上席執行役員は「かなり苦労して細かく調整しました。最大限の愛を込めて作った自信作なので、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです」と語り、イベントを締め括った。

◆初コラボ発売直前 デザイナー セシリー バンセンに聞く

⎯⎯セシリー バンセンでは初となるキッズアイテムがユニクロで実現しました。

 キッズアイテムはユニクロからの提案でしたが、以前から興味を持っていました。自分の姪っ子たちがどういうふうに遊んでいるのかを見ていると次々にイメージが湧いてきて、製作の助けになりました。5歳の息子も今回のコラボTシャツを着てスケートボードで遊んだりしています。

⎯⎯コレクションのインスピレーションは?

 今回のコレクションでは、特別なフラワーモチーフを起用したいと考えました。自身のコレクションでもいつもフラワーモチーフを取り入れているのですが、今回は刺繍でシルエットに合うものにしたいと考え、春を告げるはじめの花であるアネモネから着想しました。

⎯⎯コレクションの中でも特にお気に入りのアイテムを教えてください。

 フリルのTシャツとワンピースです。ボディラインに沿ってフリルをあしらい、快適さはそのままに、立体的なディテールを施しました。

⎯⎯ユニクロと初めてのコラボレーションを経て、刺激を受けたことや新たな発見はありましたか?

 着心地のよさを叶えつつ、ディテールなどでいかにしてブランドらしいフェミニンさを出していくのかというバランスを考えるのは良い経験でした。また、今までに使ったことのない伸縮素材を用いて製作したことも今後のクリエイションのために大きな学びになりました。

■ユニクロ アンド セシリー バンセン(UNIQLO and Cecilie Bahnsen)
発売日 : 2026年5月22日(金)
取り扱い店舗:フルラインナップを全国の79店舗と公式オンラインストアで(8:15から)販売
※一部商品を国内全店舗で展開
※5月14日(木)までオンライン先行予約販売を受付中
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