資生堂が台湾工場を閉鎖 国内拠点への生産集約でコスト効率改善へ
資生堂は、2025年11月に発表した「2030 中期経営戦略」で掲げる「グローバルオペレーションの進化」をもとに、生産・物流体制のグローバル最適化を推進している。
その一環として、持分比率51%の連結子会社である台湾資生堂の新竹工場を閉鎖。同工場の製造機能は、栃木県・那須工場などの国内拠点へ移管し、グローバルでの工場稼働率向上とコスト効率の改善を図る。また、台湾資生堂は現地市場における流通事業へ経営資源を集中させ、より機動力のある事業体制を目指す。
新竹工場閉鎖に伴う費用は約35億円を見込み、人件費や減価償却費などの固定費を年間約10億円削減できると試算している。
藤原憲太郎社長は「新武工場の閉鎖は、需要変動を踏まえたグローバル生産体制の最適化だ。国内工場に生産を集約することで、稼働率の向上と投資効率の改善を狙う」とした。その他の海外製造拠点についても、今後の市場環境に合わせた最善の生産体制を検討していくとしている。

