太平洋戦争で空襲2度体験した声楽家 浅岡さん95歳が富山市でリサイタル
太平洋戦争のさなか、東京と富山で大空襲に遭い、95歳で今なお声楽家として活動する浅岡節夫さんのリサイタルが、きょう富山市で開かれました。
力強い歌声を響かせる声楽家の浅岡節夫さん。先月95歳を迎え、きょう、記念のリサイタルを開きました。
浅岡さんは、音楽を愛した兄の影響で、この道に進みました。その兄は今から81年前の8月、太平洋戦争の終戦4日前に中国で戦死しました。
平和に思いをはせながら歌い続けています。
リサイタルでは、オペラや日本の名曲16曲を独唱し、会場に集まったおよそ250人の観客を魅了していました。
観客
「最初の出だしの声を聴いた時、すごいなって思いました」
浅岡節夫さん
「95歳だろうが10歳だろうが変わりないですよ、音楽っていうものは。きょう歌えただけでも幸せです」
浅岡さんは、音楽教師として勤めていた富山中部高校の教え子たちと合唱団を結成していて、今年7月にもコンサートを予定しています。
