日本ハム・ドラ3大塚 プロ初適時打、初打点!「弱気より強気の方が良い」
◇パ・リーグ 日本ハム4―9オリックス(2026年4月26日 京セラD)
右拳を何度も高く突き上げ、喜びを爆発させた。日本ハムのドラフト3位・大塚瑠晏内野手(22)が26日のオリックス戦で待望のプロ初打点だ。初回だ。3番・レイエスの遊ゴロで1点を先制し、なおも2死三塁から中前にはじき返した。
「甘い球が来たらどんどん振っていこうと思っていました。打った瞬間にヒットになると思い、うれしかったです」
マウンドにいたのは21年最多勝に輝き、昨季も11勝をマークした九里だった。そんな球界を代表する右腕に対しても、肝っ玉ルーキーは物おじしない。「弱気でいくより強気でいった方が良い」。ファーストストライクから積極的にスイングし「1打席目からしっかり打つことを心がけている」と外角低めシンカーを捉えた。
この日は「5番・二塁」で起用された。小山ボーイズ、東海大相模、東海大とエリート街道を歩んできた大塚だが、これまでの野球人生で「5番出場」はほぼ記憶にないと打ち明ける。それでも、試合前に新庄監督から「5番じゃないよ、8番のイメージで」と声をかけられたことで、自然体で打席に入ることができた。
1メートル69と小柄ながら、豪快なフォロースルーは強打者の姿に映る。これで今季6試合目の出場。この日は4打数1安打で打率・273となったが、これまでも相手守備の好守に阻まれながら、何度も鋭い打球を披露していた。指揮官が「雰囲気あるでしょ」と期待するのも当然といえた。
守備でも本職の遊撃に加え、二塁も起用にこなしている。「とにかくアウトを取ることを考えて守備に就いている。任せられたポジションをしっかりやろうと思っています」。激戦区の二遊間のレギュラー争いに、大塚も名乗りを上げている。(小渕 日向子)

