千年の古城、保護的開発で文化観光地に再生 中国江西省婺源県

【新華社上饒4月16日】中国江西省上饒(じょうじょう)市婺源(ぶげん)県にある弦高古城は唐代に築かれた歴史ある町だったが、インフラ整備の遅れから一時はバラック地区と化し、築100年以上の古い建物数十棟も空き家となり倒壊の危険性に直面していた。
県は2022年末、「最小限の介入、最大限の保存」を原則に保護的開発を始動した。元々の景観や風習を継承しつつ、拓本取りや生漆(きうるし)でうちわに模様を施す工芸「漆扇」、魚の形をしたランタン「魚灯」のパレード、火の付いた炭を入れた鉄の籠を揺すって火花を散らすパフォーマンス「火壺」、仮面の早変わり「変臉(へんれん)」といった無形文化遺産の文化観光プログラムを取り入れ、千年の古城を新たな観光スポットへと生まれ変わらせた。
弦高古城内にある西湖凼(せいことう)文化観光街区は、25年5月の試験営業開始以来、観光客数が400万人を突破した。(記者/袁慧晶)
