阪神・森下翔太(C)日刊ゲンダイ

写真拡大

「どこの球場も打球が少し遠くに飛んでいるような雰囲気がある」

【もっと読む】米球団スカウトが危惧する阪神・佐藤輝明「打率1割5分未満」の深刻データ

 阪神・藤川球児監督のセリフである。

 29日の巨人戦。森下翔太に今季のチーム第1号となる一発が出るなど13安打の猛攻でライバルを押し切った指揮官は、2勝1敗とした開幕3連戦を振り返り、

「今シーズンはちょっと野球の景色が違うかもしれない」

 と、言うのだ。

 実際、セ・パの開幕カードは本塁打が乱れ飛んだ。計18試合で26本。開幕戦では巨人のキャベッジ、DeNAの牧秀悟が先頭打者本塁打を放つという、史上初の“珍事”も起きた。日本ハムはソフトバンクに3連敗を喫したものの、3試合で実に8発。新庄剛志監督が「ということは……計算してください(笑)」と、“シーズン381本塁打ペース”に目を白黒させるほどである。

「ちなみに、昨年の開幕カード18試合での本塁打数は22本。実際には『微増』ですが、選手も口々に『今年は明らかにボールが飛ぶ』と言っています。開幕3連戦の総得点は昨季の116点に対して、今季は136点。フェンスオーバーこそしないものの、投手の立場からすると、“直球で押し込んだ”“変化球で体勢を崩した”という打者の打球が外野の頭を超えたりするなど、打球が伸びる印象です。そうでなくても、今季は12球団の本拠地で最も本塁打が出にくいといわれた、中日のバンテリンドームナゴヤにホームランウイングが新設されています。ここ数年のプロ野球は投高打低が顕著でしたが、藤川監督が言うように、今季は野球の景色が変わるかもしれません」(評論家・橋本清氏)

 昨年、打率3割をマークした打者はセで広島の小園海斗、巨人の泉口友汰の2人、パはソフトバンクの牧原大成の1人だけ。本塁打はセでは阪神の佐藤輝明の40本、パでは日本ハムのレイエスの32本が最多だったが、次点はセ・パともに23本という低水準だった。OBやファンから「野球がつまらない」という声が上がったが、今季は一転して投手受難のシーズンになりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 記事本文中にも昨季の本塁打王・佐藤輝明は今オフにもメジャー挑戦すると囁かれているが、米球団は「ある場面における打率1割る5分未満」という深刻データによって獲得に及び腰になっているという。いったどういうことか。

●関連記事 【もっと読む】米球団スカウトが危惧する阪神・佐藤輝明「打率1割5分未満」の深刻データ では、それらについて詳しく報じている。