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 ◇セ・リーグ 阪神2―0巨人(2026年3月28日 東京ドーム)

 阪神・就任2年目の藤川監督が今季初勝利を飾った。采配の分岐点は、8回に左膝付近へ打球を受けた先発・高橋の続投判断だった。「当たった打球がアウト(一ゴロ)になったという意味では、野球の運がこちらに向いているように感じた」。読みは当たって完封勝ち。攻撃面の仕掛けも的中した。初回の中野の二盗が相手のミスを誘い、森下の犠飛であっさりと先制した。

 「一つ勝たなければね。やっぱりファンの方を不安にさせますし、自分たちも一つずつ強くなる。今は勝利とともに強くなる。走り出しの時は間違いなくそうなると思いますから、一つずつ勝利を目指したい」

 この2戦、レンズが透明なクリアサングラスが目元で光っていた。他の首脳陣も似たデザインのものを着用した。今春のキャンプ終了後、夜用と昼用の2種類の高級品をコーチ陣にプレゼント。関係者は「目の保護はもちろん、一体になって戦うということ」と説明した。2リーグ制以降、球団初のリーグ連覇へ、指揮官自らが「一枚岩」の姿勢を示している。(倉世古 洋平)