記録的な大雪に見舞われた大館市の果樹園 特産「中山なし」の枝が折れる被害が明らかに 県北部では積雪が平年を上回る状況が続く 秋田
県内では北部を中心に、いまだ積雪が平年を上回る状況が続いています。
記録的な大雪に見舞われた大館市の果樹園では、特産の「中山なし」の木の枝が折れる被害が次々と明らかになっています。
あたり一面、雪に覆われている大館市の果樹園です。
19日の積雪は約1メートル50センチ。
高さ2メートルほどの特産「中山なし」の木は、大部分が雪に埋まっています。
連日、雪に埋まったナシの木を掘り起こす作業に追われています。
やまよし果樹園 糸屋忠範さん
「雪の重みで(ナシ棚の)針金引っ張られるんで。針金引っ張られると枝も一緒に引っ張られて折れちゃうんでなんぼでも針金出してやって」
糸屋さんの果樹園では、ナシの木を支えるために張り巡らしてある針金が、雪の重みで引っ張られたことで多くのナシの木の枝が折れる被害が出ました。
この畑には約500本のナシの木がありますが、被害はその大部分に及んでいるということです。
糸屋忠範さん
「本当がっくり肩落としてますけど。とりあえずはいまできることを着実に」
ナシをつくり始めて約20年の糸屋さん。
これほどの被害は経験したことがないといいます。
枝折れの被害は、この先、雪どけとともにさらに増えることも予想されています。
今年の収穫の見通しは立たないかもしれない。
糸屋忠範さん
「気持ちの方を切り替えて、まず自分らで生産者でできることを着実に春に向かって、できることをとりあえずやっていくと、一歩一歩やっていくということしかいまないんじゃないんですかね」
被害を少しでも小さくするために。
農家の懸命の作業が続きます。