「食べ物」の難読漢字10選 年末年始に読みたい! 解いてスッキリ、頭の体操
年末年始の忙しい合間に息抜きしませんか。ぴったりなのが、食べ物にまつわる「難読漢字」です。身近な食卓にも、「え、こう書くの?」と思わず考えてしまう漢字が数多くあります。漢字の由来や意味を知ると、その食べ物がもっと身近に、面白く感じられるはず。ぜひ挑戦してほしい「食べ物当て難読漢字」を10問厳選しました。解いてスッキリ!
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
なんて読む?「鉈餅」

最初はお正月にちなんだ“餅”を使った漢字です。少し難しいですが読めましたか?
「鉈餅」は日本各地に伝わる伝統的な餅菓子の一つで、静岡県遠州地方や北九州などでは、節分や年中行事に合わせて作られてきた郷土食です。 地域によって作り方は異なりますが、もち米を蒸し、杵と臼でついて餅状にし、きな粉や砂糖、塩をまぶしたものです。
名前には諸説あり、鉈(なた)を使って餅を切り分けていたことや、“鬼や厄を断つ”無病息災を祈る食べ物として、各地に受け継がれているとか。
◎難読漢字 なんて読む?「鉈餅」
https://otonano-shumatsu.com/articles/502500
なんて読む?「葦」

1つの漢字でなんと読むのでしょうか。これは難しいですね。
「葦」は、川岸や湿地などの水辺に生育する植物で、春先にタケノコのように伸びる新芽(葦の芽)は、食べることができ、タケノコに似たほろ苦さや風味が特徴です。
茹でてアク抜きをすることで、おひたしや和え物にして食べられてきましたが、実際に食べられる部分は少なく現在は一般的な食材とはいえません。かつては飢饉の際や春の山の恵みとして活用されていた歴史があります。
◎難読漢字 なんて読む?「葦」
https://otonano-shumatsu.com/articles/508265
なんて読む?「蕎麦掻」

よく蕎麦屋で見るこの漢字。読めた人も多いのではないでしょうか。
「蕎麦掻」は、蕎麦粉に熱湯を加えて練り上げ、餅状にした日本の伝統的な料理です。
蕎麦粉を水や湯で練る際に、箸などで「掻き混ぜる」動きに由来し、つまり「蕎麦を掻く」ことから「蕎麦掻き」と呼ばれるようになりました。蕎麦屋で酒のつまみとして提供されることも多いですが、蕎麦掻こそが蕎麦料理の原点ともいえる存在となっています。
◎難読漢字 なんて読む?「蕎麦掻」
https://otonano-shumatsu.com/articles/502491
なんて読む?「琥珀糖」

食べる宝石とも呼ばれる「琥珀糖」、この漢字は読めた人も多いはず!
「琥珀糖」は、寒天と砂糖を主な原料とする日本の伝統的な和菓子です。寒天と砂糖を煮詰めて固め、数日間乾燥させると表面に砂糖の結晶ができ、その見た目が「琥珀」に似ていることが名前の由来となっています。
外側はシャリっとした砂糖の結晶に覆われ、内側はぷるんとしたゼリー状の食感が特徴です。この機会に食べてみてはいかがでしょうか。
◎難読漢字 なんて読む?「琥珀糖」
https://otonano-shumatsu.com/articles/502461
なんて読む?「目箒」

次は中々難しい漢字ですね。見当もつきません。ですが、誰もが知るあの食材です!
「目箒」はシソ科の一年草で、一般的には「バジル」や「スイートバジル」として知られています。
実は、和名の「目箒」という呼び名には、ちょっとした面白い由来が。この植物の種子を水に浸すと表面にゼリー状の膜ができ、昔の人々はこれを目に入ったゴミを取り除くために使っていました。
その用途から「目のゴミを掃除する=目を箒で掃く」という発想で「目箒」と呼ばれるようになったのだとか。面白いですね。
◎難読漢字 なんて読む?「目箒」
https://otonano-shumatsu.com/articles/502485
なんて読む?「雲平」

これは比較的読みやすそうな漢字ですね。
「雲平」は、寒梅粉と砂糖を主な材料とした日本の伝統的な干菓子のひとつです。寒梅粉とは、もち米を蒸して餅にした後、焼いて乾燥させて粉末状にしたもので、もちっとした食感が特徴です。
手でこねて形を整えてつくるため、花、鯛など、好きな形にすることができます。グラデーションをつけたり、模様を描けば、まるで工芸品のような美しさになります。
青森県津軽地方や秋田県では、正月や法事、結婚式といった特別な場面で雲平が登場するなど、地域によっては「ハレの日の菓子」として定着しています。
◎難読漢字 なんて読む?「雲平」
https://otonano-shumatsu.com/articles/502496
なんて読む?「蘇」

これは…意外と読めそうで読めない漢字ですね。
「蘇」は、古代日本において作られていた乳製品の一種で、牛乳を煮詰めて濃縮させたものです。現代のチーズとは違って発酵させる工程がないため、厳密にはチーズとは異なり、濃厚なミルクの風味とほのかな甘みが特徴です。
「蘇」という漢字の「よみがえる」「生き返る」という意味から、滋養に富み体力を回復させる食べ物としての意味合いが込められていたと考えられています。
◎難読漢字 なんて読む?「蘇」
https://otonano-shumatsu.com/articles/502504
なんて読む?「菟葵」

またまた難しい漢字ですね。知らないと読めそうにありません。
この漢字は、海底でまるで花(葵)のように見えたことが由来だとか。しかし、れっきとした動物で海底の岩などに固着して生活しています。触手には刺胞と呼ばれる毒針が備わり、小魚や甲殻類をしびれさせて捕らえます。
食用とされるのは一部で、熊本県や佐賀県では、郷土料理として食べられてきました。海外でも東南アジアや中南米の一部地域で食べられています。
食用とする場合は、毒のある部分を取り除くための塩もみや煮沸など、丁寧な下処理が欠かせません。それでも刺胞毒による影響や個体差もあるため、調理は地元の漁師や詳しい人の指示に従うのが安全です。
◎難読漢字 なんて読む?「菟葵」
https://otonano-shumatsu.com/articles/519604
あなたは読めますか?「姥貝」

寿司ネタでもお馴染みのこの漢字。読めた人も多いのではないでしょうか。
「姥貝」は大型の二枚貝で、一般に北寄貝(ほっきがい)として知られています。 貝殻の褐色の殻皮が老女(姥)の髪や肌の質感を連想させることが名前の由来だとか。
甘みと独特の歯ごたえのある食感が特徴で、多様な食べ方で楽しまれています。
◎難読漢字 なんて読む?「姥貝」
https://otonano-shumatsu.com/articles/519592
なんて読む?「刀削麺」

これ、SNSで見かけた人も多いのではないでしょうか。ひと昔前にブームになったあの漢字です。
「刀削麺」は、中国の山西省を発祥とする伝統的な麺料理で、刀で生地を削って麺にする工程から名付けられました。削り方によって断面が不均一な、細長くいびつな形状をした麺が特徴です。職人が削り取った麺は、まるで生きているかのように宙を舞い、勢いよく真下の熱湯の中へ飛び込んでいきます。
これを機に、ぜひ食べてみてはいかがでしょうか。
◎難読漢字 なんて読む?「刀削麺」
https://otonano-shumatsu.com/articles/508236
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
