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「アベンジャーズ/ドゥームズデイで スティーブ・ロジャースは帰ってくる」。(MCU)クロスオーバー超大作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』で、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスが再登場を果たすことが明らかになった。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、インフィニティ・ストーンを各時代に戻すために過去にタイムトラベルし、そのまま古い時代にとどまり一般人としての人生をまっとうしたスティーブ・ロジャース。キャプテン・アメリカの盾と称号は相棒のサム・ウィルソンに継承し、事実上の引退となっていた。

演じたクリス・エヴァンスも、これまでキャプテン・アメリカ役再演の意思はないと。2024年12月に『ドゥームズデイ』が登場したこともあったが、後にエヴァンス本人が「事実ではないです」「めでたく引退したから」と。それからも、「離れているのはかなしい。バンドに戻れないのはかなしいです」と、『ドゥームズデイ』に出演しないつもりであることを。

ところが今回の初映像で、堂々のカムバックがサプライズ発表に。映像では左手に結婚指輪が光り、赤ん坊を抱いていることから、ペギー・カーターと幸せな日々を送っているものと想像できる。

監督のアンソニー&ジョー・ルッソは、スティーブ・ロジャース再登場についてにて初のコメントを発表。「僕たちの人生を変えてくれたキャラクター。みんなをここに集めてくれた物語。いつだって、ここに戻ってきた…」とエモーショナルに綴っている。

ポイントとなるのは2点。まずは「アベンジャーズ/ドゥームズデイで スティーブ・ロジャースは帰ってくる」とのテロップにて、あくまでも“スティーブ・ロジャース”の名が用いられていることだ。一方、本映像ではスティーブがスーツを手に取っていることから、再びキャプテン・アメリカの姿に戻って戦う可能性もあり得る。本映像で箱からスーツを引っ張り出しておきながら、やっぱり着ることはなくクローゼットに仕舞い直す……なんてことは考えにくい。この時点でのスティーブは、まだ星条旗の盾を保有しているはずだ。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で時空を超えてスパイダーマンが集ったように、スティーブとサム・ウィルソン(『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』)の二人のキャプテン・アメリカが奇跡の集結を果たす展開もあるかもしれない。その場合、すでにサイドキックのファルコンから成長したサムの意思や立場を尊重した共演となるよう期待したい。

もう一つのポイントは、この出来事が『エンドゲーム』のラストシーンにどうつながり直すかということだ。

もしもスティーブが『ドゥームズデイ』でドクター・ドゥームやマルチバースの脅威に対峙するため再びヒーロースーツに身を包んで戦い、旧友たちと再会を果たすことになるのであれば、『エンドゲーム』のラストで帰還した老スティーブの眼差しにまた違った意味が投影されることになる。これまで同シーンの老スティーブは、愛するペギーと穏やかな人生を送った後の姿だと考えていたが、実際には『ドゥームズデイ』でもう一度激しい戦いに駆り出されていた、という情報が加わることになるからである。

また、仮に『ドゥームズデイ』でスティーブが新キャプテン・アメリカとしてのサム・ウィルソンと時空を超えて出会い、共に戦うとしたら。『エンドゲーム』のラストでサムに盾を継承したのは、彼がベストを尽くしてくれると信じたから託したのではなく、かつてそうなる筋書きの未来に出会ったから、という理由に変わってくる。

これでは、多くのファンが興醒めしてしまうかもしれない。おそらく『ドゥームズデイ』のスティーブは別時代のサムと出会うことはなく、彼は彼の時代で独自の戦いに奔走するのではないか。なるほど、そのために本映像のテロップは「キャプテン・アメリカは帰ってくる」ではなく「スティーブ・ロジャースは帰ってくる」とされているのだろうか。

『ドゥームズデイ』の監督は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』のアンソニー&ジョー・ルッソ監督。脚本家も同2作からスティーヴン・マクフィーリーが続投している。彼らも、これまでの物語を台無しにしないよう慎重だろう。果たしてスティーブ・ロジャースは、どのような形でMCUに復帰するのだろう。

『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』は2026年12月18日、日米同時公開。