“炊飯器に入れるだけ”!「お米が劇的においしくなる」ご飯のかんたん裏ワザ8選

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安いお米は、高級米には敵わないと思っていませんか? 実はひと工夫するだけで、高級米のようにおいしいお米になることもあるのです!

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今回は多くのご家庭にある身近なもので、簡単に変身する裏技を8つご紹介します。

1:氷を入れる

お米を研いで浸水させたあと、1合に対して氷を1個入れて、炊飯します。

お米にはでんぷんが含まれていることはご存知でしょうか。このでんぷんを分解する酵素は、30度前後の温度帯で活発に働きます。

そのため、氷を入れて水温を低くすることで、この温度帯の時間が長くなり、ごはんのうまみが引き出されるのです。

2:みりんや酒を入れる

お米を研いで浸水させたあと、1合に対してみりんや酒大さじ1/2杯程度入れて、炊飯します。

みりんや酒を入れることで、アルコールが揮発する際にヌカ臭さを一緒に取り去ってくれるのです。そのため、古米独特のいやな匂いを消すことができます。

みりんを入れるメリットはこれだけではありません。みりんに含まれる糖がお米をコーティングするため、ツヤがでて、ごはんがより一層きれいに炊き上がります。

3:はちみつを入れる

お米を研いで、1合に対してはちみつ小さじ1/2杯程度入れて浸水させたあと、そのまま炊飯します。

はちみつにはでんぷんを分解する酵素が含まれるため、はちみつを加えて浸水・炊飯することで、ごはんのうまみが引き出されます。

4:昆布を入れる

お米を研いで、3合に対して昆布5g程度入れて浸水させたあと、そのまま炊飯します。昆布はだし昆布がおすすめです。昆布の旨味成分、グルタミン酸がプラスされるため、ごはんがおいしく炊き上がります。

5:もち米を入れる

白米(うるち米)に対して1〜3の割合でもち米を加え、炊飯します。通常の白米(うるち米)に比べ、もち米は粘り成分が多いです。もち米を加えることで粘りがプラスされ、もちもち食感を楽しめます。

6:にがりを入れる

お米を研いで浸水させたあと、米1合に対してにがり大さじ1/2程度を入れて炊飯します。

にがりは、「天海のにがり」がおすすめです。にがりに含まれているマグネシウムが、お米に含まれているペクチンと結合し、ご飯の表面を包みます。これが水分とうまみをしっかりお米の中に保ち、ごはんがふっくらつつややかに炊き上がります。

7:サラダオイルやマヨネーズを入れる

お米を研いで浸水させたあと、1合に対して大さじ1杯程度入れて、炊飯します。

カロリーが気になる方は、カロリーハーフのマヨネーズがおすすめです。サラダオイルやマヨネーズの油分がごはんの表面を包み、表面に艶がでます。意外と油分でベタベタすることもありません。

8:竹炭や備長炭を入れる

お米を研ぎ浸水させたあと、煮沸消毒した竹炭や備長炭をお米の上にのせ、炊飯します。お米5合に対し、100g程度の白炭1本もしくは竹炭3〜5片(20gほど)を使用します。

白炭や竹炭は、使用後毎回タワシで洗ってしっかり乾燥させましょう。また、時々煮沸消毒しましょう。竹炭や備長炭を入れることで、炭に含まれるミネラルがお米に染みこみ、炊き上がりに粘り気が出ておいしくなります。

炭の弱アルカリ性は、でんぷん分解酵素の働きを促し、ごはんに甘みが出ます。さらに炭が水道水のカルキ臭や、米のヌカ臭さを吸着し、おいしさアップにつながります。

いかがでしたか?ご自宅にあるアイテムをプラスするだけで、簡単に高級米のように大変身します。古米が残っているとき、お米をさらにおいしくしたいとき、ぜひ試してみてくださいね。