ドレスコーズ・志磨遼平のルーツは“イエモン”דパタリロ”!? 「人格形成に影響を受けている気がします」

(左から)ももいろクローバーZの“かなこ”こと、百田夏菜子、ドレスコーズの志磨遼平さん、番組ナビゲーターの清野茂樹
「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」は好奇心を刺激する“知識”と、日曜夕方を彩る“音楽”をあわせ持った家族で楽しめる『知識+音楽のハイブリッドプログラム』。
毎週ゲストをお迎えして、より音楽が色濃くなって、家族でドライブに行きたくなるような1時間をお届けいたします。
(ももいろクローバーZがパーソナリティをつとめるTOKYO FM「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」2019年11月10日(日)放送より)
◆「音楽」と「漫画」
かなこ:音楽はいつ頃から始められたんですか?
志磨:子どもの頃から歌うのは好きで、ちゃぶ台をお立ち台にして歌っていたのを覚えています。でも楽器には全く興味がなくて、バンドを始めようと思ったのは中学校2年生のときですね。
かなこ:バンドを始めるきっかけっていうのは、特になく“やってみようかな〜”みたいな?
志磨:ロックに興味を持ち始めて、そういうのが好きな友達も出来て。ある日友達がビデオを「昨日5000円くらいで買ったんだけど、これを2000円で買わないか?」と、たぶん志磨のほうが好きだと思うから、志磨が持っていたほうがいいと言われて。
かなこ:半額以下にしてくれたんですね(笑)。
志磨:それはぜひ頂きますということで2000円で買ったんですね。それがTHE YELLOW MONKEYのライブビデオだったんです。それをその日のうちに見て“かっこいい!” と思って、今まで聴く専門だったんですけど“僕も始めないわけにはいかん!”と思って、ギターを買って、初めて曲を自分で作るようになりました。
後日談ですけど、実はそのビデオは前の日に公園で拾ったものだったんです。なので、僕はぼったくられたんですけど(笑)。
かなこ:タダのものを2000円で売りつけられたと。友達もよく言いましたね(笑)。

志磨:僕があまりにも気に入って「毎日見てるんだよね」って言ってると「あれ、拾ったやつだよ」って(笑)。2000円分くらい元はとっていますからね、感謝、感謝ですよ。
清野:今日のテーマが漫画でもあるんですけど、音楽と漫画はどちらが好きだったんですか?
志磨:漫画のほうが全然好きでした。小学校の頃は漫画家になりたいと思っていました。
かなこ:どんな漫画を読んでいたんですか?
志磨:普通の少年漫画みたいな感じですけど、でもちょっと変わった趣味をしていたみたいで。
「パタリロ!」って分かります?
かなこ:パタリロ?
志磨:魔夜峰央さんという方が描かれていて、まだ続いているんですよ。先日、100巻まで出ました。

かなこ:すごい歴史があるんですね。
志磨:小さいときに読んで、人格形成に影響を受けている気がします。
お話のメインキャラクターに、ほぼ女性がいないんですよ。美男子、美少年ばかりが出てくるんですよ。
清野:バンコランとか、マライヒとかですよね。
志磨:THE YELLOW MONKEYを見た時に、最初“パタリロだ!”って思ったんですよ。
清野:あ〜、なるほど!
志磨:あの世界がここにあると思って、金髪クルクルの髪の毛がウェーブしていて、吉井和哉さんがマライヒみたいで、ギターのエマさんがバンコランと思って。
清野:志磨さんのルーツが分かりますね。THE YELLOW MONKEYも「パタリロ!」も、中性的な魅力がありましたよね。
志磨:スポーツとかは向かなかったんです。綺麗なものとか、そういうもののほうが好きだったんですね。
かなこ:外で遊ぶというよりは、お家の中で。
志磨:そう、本を読んだり、自分で漫画を描いたりしていましたね。
◆「天国のでたらめ」制作秘話
清野:ももいろクローバーZの曲を書くというのは、どういう経緯でつながっていくんですか?
志磨:レーベルが一緒というのも大きいと思うんですけど、同じ人が責任者で、その方から“ももいろクローバーZが10周年で、新曲でミュージカルのテーマ曲みたいなのをやりたいので、志磨くん作ってよ”ということで“喜んで引き受けます”ということでしたね。
かなこ:「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」というミュージカルをやらせていただくときに、台本をもらってお稽古をしている時点で、まだ曲を聴いていなくて、お稽古が先に進んでいる状態で。なので台本上では、「天国のでたらめ」の曲の箇所が中盤に入っていたんですよ。

志磨:そうでしたね、聞きました。
かなこ:曲をいただいて聴いたときに“このミュージカルのすべてを語ってるな”という感じ。それくらいのパワーと衝撃が、この曲にあったので。メンバーみんなで監督に「これを一番最後に歌いたいんですけど」と相談させてもらったんです。
志磨:メンバーの皆さんから?
かなこ:そうですね。
志磨:聞きましたか!? なんという……。
かなこ:「いいですよ」って言っていただいて。その後に監督含めみんなが、「この曲を最後にして良かったね」と言ってくれたので。私も演じていて、今でもちょっとそうなんですけど、この曲を歌うときって、一気にそのときの世界に曲が引っ張ってくれるので。
自分で“そこに入っていかなきゃ”というよりは、曲が自然と“こっちだよ”って言ってくれるから、逆に、今ももクロで歌ってるときに、そのときを思いすぎないようにしようと思うぐらい。
志磨:ちょっと悲しい場面でもありましたね。
かなこ:そうですね。すごく大好きですし、それくらい素敵な曲をいただいたなって思います。最初に聴いたときの衝撃が忘れられないですね。
志磨:清野さん聞きました?
清野:すごく美しい話ですね、作詞も志磨さんがお書きになられているんですよね?

志磨:はい、タイトルがずっと決まらなかったのは覚えています。
かなこ:最初いただいたときのタイトルは違いましたね。
志磨:最初は「数式天国」とか、「来来来世とかどうですか?」とかなんとか言って、「それはないです」ってなって(笑)。で、「天国のでたらめ」になりました。
かなこ:ミュージカルがパラレルワールドの入っている話だったので、「でたらめ」っていう言葉があっていますね。こういうお話を聞いてから、私たちは歌う気持ちも変わってきますし、聴いてくれる方の気持ちも変わってくると思います。

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聴取期限 2019年11月18日(月)AM 4:59 まで
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〈番組概要〉
番組名:ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週日曜 16:00〜16:55
パーソナリティ:ももいろクローバーZ、清野茂樹
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/clover/
