トヨタとスズキ、両者と両社の運命的な握手の瞬間
「深い縁を感じる」日刊工業新聞2016年10月13日
トヨタ自動車は12日、スズキと業務提携に向けた検討を始めると発表した。スズキは課題としていたコネクティッドカーや自動運転、環境などの先進技術についてトヨタの協力を得る。トヨタは業界のグローバル標準づくりなどを進めるための「仲間づくり」の一環とする。資本関係については「何も決まっていない」(豊田章男社長)とした。
鈴木会長は「伝統的な自動車技術を磨くだけでは将来は危ういと理解している」と危機感を強調。以前からの相談相手の豊田章一郎トヨタ名誉会長に9月頃に打診。そしてつい先週、豊田社長にも相談したという。
両社はともに遠州地域を発祥の地とし、織機製造をルーツとする。豊田社長は「深い縁を感じる」としみじみ語った上で「もっといいクルマづくりに向けた“やらまいか”の提携」と遠州方言を交えて語った。
