ユニクロのセルフレジを体験! 時短&快適ICタグで商品を瞬時に読み取る

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先日、久しぶりにユニクロに行った。おそらく1年ぶりぐらいではなかろうか。
どうしても急に必要なものができたため、出先のユニクロで調達することになったからだ。

無事に目的のものが見つかったので購入しようとレジを探すも、見当たらない。
レジがありそうな場所にスタッフはいるのだが「レジスター」が見当たらない。

キョロキョロしていると正面に向かって右側で会計らしいことをやっている人々を見つけた。数秒考える・・・

「あ、セルフレジだ!」ということに気がついた。

「では、わたくしめも」と思い、セルフレジに向かった。
レジは3台あり、平日の昼間だったこともあって空いていた。


大型店でもないので、セルフレジは3台。混んでもいなかった


まずはレジの全体像を確認した。
セルフレジの会計で手間取ってしまうと、やはり恥ずかしい。
あらかじめ確認し、準備をしてから臨むにこしたことはない。

セルフレジは、
左側にタッチパネルのようなものがある。
右側には商品を置く台がある。
これらを確認して、いざセルフレジ体験だ。

まずは商品を台に置いた。
タッチパネルの画面に大きく表示されている「お会計をはじめる」というボタンをタッチする。ちなみにタッチパネルに利用されているのは「iPad」だった。


商品を台に置いたあと「お会計をはじめる」ボタンをタッチ


今回は決め打ちの1点買いだったためカゴにも入れずに手持ちだったが、カゴに複数点入れていてもカゴのまま置いて大丈夫なようだ。
商品を台に置いてお会計を開始すると、まずはアプリ会員かどうかを選択する画面が表示される。

一応アプリは入れていたので、「アプリ会員の方」をタップ。

アプリ会員であることを認識させるということはアプリが必要なのだろうと、画面を操作しながらスマートフォンでアプリを起動しておいた。
この辺は普段からLINE Payや各種店頭で表示するアプリを利用していたのでスムーズに対応できた。

思った通り、会員証の画面をスキャンさせるよう促される。
スマートフォン画面をかざす場所も、タッチパネル画面上でイラスト表示されるので迷うこともなかった。
スキャンの認識も早く、すぐに商品名や価格の画面に移行する。
商品内容を確認すると、次は支払い方法の選択だ。

支払いは「現金」「クレジットカード」「電子マネー」から選択できる。
とりあえず「電子マネー」を選んでみたが、「iD」と「QUICPay」しか対応していなかったので、一旦戻って「現金」を選択した。





「電子マネー」を選ぶものの、対応種類が少なかったので、結局現金払いに


そして、紙幣とコインの投入口に現金を投入する。銀行のATMだと、ちょっとまごまごしていると「早く投入しろよ」と言わんばかりに警告音が鳴るが、ユニクロのセルフレジは鳴らなかった。
小銭を財布から出すには少し時間がかかるので、銀行のATMのようにせかされると焦って「もう紙幣でいいや」となってしまう。しかし、ユニクロではゆっくり財布から小銭を探って、ちょうどの金額で支払うことができた。

現金を投入すると、レシートがピロピロ〜と出てくる。
「おぉっ!これで終わりじゃん!」とタッチパネルのほうにばかり気を取られていたら、ちょうどレシートが出てきたタイミングで、店員さんが商品を袋に入れて「はい、どうぞ」と言わんばかりに手渡してくれた。

「いつの間に商品を持って行ったのだろう?」と思うぐらい、まったく気付かなかった。タッチパネルのほうに夢中になっていたからだろう。

こうして予想外にスムーズに、しかもかなり短時間で会計を済ませることができた。
これまでユニクロといえば、「レジに時間がかかる」という印象が強かったので、拍子抜けするほどだった。

あとで店内をよく見渡すと、有人レジも2台あった。
しかし基本的にはクローズにしており、セルフレジがわからない人も、有人レジに案内するのではなく、セルフレジの操作方法を教えるようにしていた。

ここで多少人的コストがかかっても、有人レジで済ませるよりは、セルフレジを覚えてもらいたい、というユニクロの方針なのだろう。

なお、あとでネットを見てみると、袋詰めもセルフでやるのが一般的なようだ。
今回店員さんが袋詰めしてくれたのは、平日昼間で手が空いていたからかもしれない。


これがセルフの袋詰めのテーブル


不思議だったのは、商品を台の上に載せるだけでタッチパネルに商品詳細が表示されたこと。どうやら、すべての商品に「RFIDタグ」が付いていて、非接触で商品を読み取るらしい。


左上に表示されているのが「RFIDタグ」だ


スーパーマーケットなどでもセルフレジが普及し始めているが、
 ・バーコードの読み取りだけは店員さんが行い、会計だけを消費者がする
 ・消費者がすべて行う場合、一点一点読み取りさせる必要がある
こうした方式が多い。

前者は会計までの総合時間は多少短縮できるが、人的コストはかかる。
後者の場合は人的コストを減らすことはできるが、消費者に負担を強いることになる。

ユニクロの場合は、RFIDタグの採用により、人的コストの削減と消費者の負担軽減の両方を実現できているというわけだ。

筆者の知らないうちに技術革新が進み、こんなにも便利になっているとは…。
スーパーマーケットのレジもこの方向に進んでいくのだろうか。
今後のセルフレジが楽しみになってきた。


執筆 内藤由美