学生の窓口編集部

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使っていない不要なモノを処分しまくる断捨離ブームは記憶に新しい方もいるのではないでしょうか。しかし、最近は断捨離のレベルを軽く飛び越えた「ミニマム生活」が話題になっています。ミニマム生活とは、自分にとって本当に必要なモノを厳選し、極限まで身の回りにあるモノを減らしたシンプルな暮らし方のこと。「シンプル・イズ・ベスト」といいますが、実際のところはどうなのでしょうか。ミニマム生活に対して思うメリットとデメリットについて社会人に聞いてみました。
まずは、メリットから。

■掃除が楽

「ミニマム生活とまではいかないが、使っていないものを処分したら掃除が一気に楽になった」(女性/28歳/出版)

モノが多いとどうしても掃除の手が行き届かない場所があり、つい適当になってしまいがち。モノが減ると、掃除を億劫に思うことも少なくなりそうです。

■モノの二重買いが減って節約になる

「モノが多過ぎると、探すのが大変で結局同じモノを2つ買うことがあるけど、スッキリした部屋ならすぐに見つけられるので、二重買いが減って節約にもつながった」(女性/27歳/金融)

汚部屋を片付けるテレビ番組の企画などでたまに見かけるのが、同じモノをたくさん持っているという光景。モノがたくさんあると、必要なときに使いたいモノを見つけられないことも。

■なにより気持ちが良い

「ごちゃごちゃした部屋に住んでいるより、シンプルな部屋の方が気持ち良く、心身共に健康的に過ごせる気がする」(男性/31歳/IT)

足の踏み場がないほどにモノがあふれていると、落ちているモノを踏んでしまいケガをする危険性もありますよね。

■お気に入りのモノに囲まれた生活

「モノを最小限にすることで、本当に大切なモノといらないモノの区別ができるようになり、お気に入りのモノだけに囲まれた生活ができるようになると聞いたことがある」(女性/27歳/IT)

品数が限られているぶん、厳選されたお気に入りのモノたちは使うたびに愛着がわいていきそうです。

つづいて、ミニマム生活に対して思うデメリットの意見です。
■冬は寒い

「モノを持たない生活をして5年だが、防寒具と呼べるものは毛布くらいしかないので冬は寒い。寒くなるといろんなところから段ボールをもらってきて寒さをしのいでいる」(男性/32歳/マスコミ)

モノがないと視覚的にも寒く感じそうです。しかし、段ボールでなくて暖かい毛布や暖房器具を用意した方が良い気がしますが……。

■欲がない生活は楽しくなさそう

「人はある程度の欲がないと生活が楽しくなさそう。極限まで何も持たない生活なんて修行僧みたい」(女性/30歳/IT)

買い物などで物欲を満たすことが、ストレス解消になる人もいます。欲があり過ぎるのも問題ですが、少しは欲を持たないと頑張る気力まで失われそうです。

■不潔に見えそう

「メイク用品や身だしなみを整えるためのモノまで持たないと、不潔に見えそう。シェーバーやカミソリを持たず、指でヒゲを引っこ抜いているというミニマリストの人の話を聞いたときはドン引きした」(女性/32歳/サービス)

ミニマリストとはいえ、最低限の身だしなみアイテムは捨てないでいてほしいですね。

みなさんが思うミニマム生活のメリットとデメリットをご紹介しましたが、どちらにしてもやり過ぎは良くない印象です。自分が本当に持つべきモノの適正な量を見直してみると、今より暮らしやすくなりそうです。

(姫野ケイ+プレスラボ)