【節電アプリ】本当に効果があるのはどれ? 比較検証と長所・短所まとめ

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年末年始となれば外出する機会も多くなるこの頃。当然「携帯電話」たるスマホも携帯(放電)の機会も多くなること、必定です。

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すでに出尽くした感があるスマホの節電術。読者の方の中には、「いちいちスマホを操作して節電をしたくない。結局何が一番簡単な節電方法なの?」と思われる方も多いと思います。そこで今回はアプリによる自動節電方法を複数比較して、効果を電池残量で見てみましょう。

節電アプリの種類の違いを理解しないままインストールしないで!

節電で最も簡単と思われる方法が「節電アプリ」に節電を任せてしまうことです。

ではどのアプリをいれるべきか。ということになりますが、実は節電アプリ節電方法には3パターンあるのはご存じでしょうか。まとめると、下記のようになります。

■その1.性能・機能制限系アプリ

電池容量が一定以下になると、スマホの画面照度を下げて暗くしたり、wi-fiサーチ機能をオフにしたりして、その分の電力消耗を抑えるアプリ
節電を謳うアプリで最も種類が多くポピュラーです。

<長所>
電池容量が充分なときは性能制限されないで使用することができる。
種類が多いので、好きなアプリを選ぶことが出来る。
機能が単純なので、インストールしてもあまり動作が重くならない。

<短所>
性能制限された後は電池の減りは遅くなるが、性能・機能も低下してしまいます。特に性能の劣る古い端末を使用しているときは、アプリをいれただけで動作がかなり重くなる場合もあります。

■その2.タスクキラー系アプリ

スマホを使っていると、ユーザーの意図しないところで、無駄なプログラム(タスク)が裏で動いているときがあります。

タスクキラー系のアプリは、この無駄なタスクを強制停止させることで、電力消費が画面照明の次に多いCPUの負荷を減らし、結果として節電に結びつけるものです。

<長所>
いわいるメモリのゴミ(無駄なタスク)などを排除してくれるので、節電だけでなく動作も軽くなることが期待できます。

<短所>
必要なタスクを強制終了させてしまうことがあり、エラーが発生する可能性があります。
タスクが自動的に再起動してくるアプリが多い場合はモグラ叩き状態になり、タスクキラーアプリが電力を消耗する本末転倒アプリになってしまうことがあります。

常時スマホの動きを監視しているため、アプリが重いことがあります。その場合常駐しているだけで、スマホの性能が低下してしまいます。

■その3.通信キラー系アプリ

端末がスリープ状態(画面消灯)の時に限り、思い切ってLTEやWi-Fiのデータ通信回線を切ってしまい、データ通信に使われる電力を0に近づけようとするものです。

<長所>
かなり電力を消費するモバイルデータ通信を切ってしまうため、高い節電効果が見込める。

<短所>
FacebookやLineのメッセージ着信が通信回線を切っているため、リアルタイムで通知されず、すぐに中身を確認できないことがある。

あくまで自分がスリープを解除(通信が回復)したときに通知される(キャリアメールは別回線なので通知をリアルタイムで受け取れる)。
頻繁に使用している場合は、スリープ状態に入ることが少ないので、効果が少なくなってしまう。


という3パターンがありますので、実際に検証してみました。
それぞれのアプリの代表選手として……

●性能・機能制限系節電アプリ代表−節電の達人(intercom社)
● タスクキラー系アプリ代表−加速マスター(kingsoft社)
●通信キラー系アプリ代表−i battery (Azione氏)

■実験1 ずっとスリープ状態での電力消費

まずはスリープ状態を維持して電池がどれだけ減るかの検証です。

<条件>
・毎朝9時にフル充電となったスマホ(今回はau SOL23を使用)を昼の12:30まで3時間30分放置
・電池の消耗がすくないWi-Fi環境
・Bluetooth・GPS機能オン。

<結果>
アプリ無し −残94%
節電の達人 −残94%
・加速マスター−残92%
・ibattery  −残97%

ずっとスリープ状態では、LTEモバイルデータ通信機能を断っているibatteryに軍配が上がりました。更に電池消耗に差の出るWi-Fi圏外の場合はもっと大きな差になったでしょう。

転じて加速マスターが振るわない成績となったのは、タスクを切るのに電池を消耗してしまったためと思われます。

■実験2 実験1から引き続いて、スマホを通常に使い、夜残った電池残量をチェック

・実験1から引き続いて、夜まで節電を意識すること無くスマホを使用(Facebook閲覧など)
・移動は2時間電車だが、特に圏外の場所はなし。
・Wi-Fiサーチ、Bluetooth、GPS機能オン。

アプリ無し −残40%
節電の達人 −残50%(残60%から節電モードに突入して、Wi-Fiサーチ・Bluetooth・GPS機能が切断された)
・加速マスター−残43%
・ibattery  −残73%

ibatteryがかけ離れた数値になってしまいました。
なるべく同じように使ったのですが。節電効果が際立つ結果となりました。

■まとめ

節電の達人−480円(PC版ソフト所持者あるいは、auスマートパス会員は無料。期間制限の無料お試し版がある)

ユーザーにわかりやすいGUIなので、初心者でもとっつきやすいアプリに仕上がっている。他のアプリにはない、電池温度の異常なども知らせてくれるので、省電力というより電池管理アプリとして考えるとよいと思います。

節電モードに入ったときの機能・性能低下もさほどでは無く、大抵節電モードにはいるのは夜なので、画面が暗くなっても影響は少ないと思われます。

●加速マスター−280円(広告付き・auスマートパス会員は無料)

タスクを削っていってくれるので、リフレッシュ後の動作は一番素早く感じました。ロースペックのスマホには最適なアプリと思われます。タスクキラー作動中も特に動作が遅くなったりしないのは特筆できるポイント。タスクの誤削除も特に発生しませんでした。

アプリ無しより快適サクサクに動作したので、省電力がそれほど効かなくても気にならない。他の省電力アプリと組み合わせるのが一番ベストであろうと思います。

●Ibattery −無料

実験1.2とも、Ibatteryに軍配が上がった今回の比較でしたが、実験2はやや誤差があるのではと考えています。同様の通信キラーアプリにjuice defenderがあるが、juice defenderが英語版しかなく、しかも無料版は、機能制限されていることを考えると、ibatteryは日本語対応でしかも広告なしのフリーアプリなので、とても使い勝手がよいと感じます。

反面、Facebookメッセージなどをリアルタイムで知らせてほしい人には、このアプリは目的に向かないと思われます。但し一定時間おきに通信を一時回復する機能があるので、そのときにまとめて知らせてくれます。「加速マスター」との組み合わせをうまく使えば、最強コンビになる可能性を秘めています。

また3G+wimax端末でも別に実験しましたが、あまり効果はありませんでした。LTE端末で最大効果を発揮するようです。

いかがでしたでしょうか。スマホ節電アプリ対決。まだまだ試していないアプリは山ほどあります。電池切れを気にしない快適なスマホ生活を楽しみましょう!

※実験は一定環境を行うように心がけましたが、全く同一ではありませんのでご注意ください。

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