パレルモが完全にカオスにある。そう表現するしかない。パレルモは最下位タイに転落(シエナのペナルティーがなければ単独最下位)しており、イタリア国内、おそらくは世界を見ても比類ないほど、選手たちや幹部たちが加わっては去っている。

マウリツォオ・ザンパリーニ会長は練習場に姿を見せた際、約100名のサポーターから辛らつに攻撃された。サポーターからは乗っていた車につばが吐かれ、会長に反するチャントが飛んだ。

5日朝には、代表取締役を務めていたピエトロ・ロ・モナコ氏も、騒動のうちにクラブを去った。数日前に、パレルモがキャリア最後の仕事とまで話していた同氏だが、同クラブでの冒険は短期間で終わっている。

代わりに呼ばれたのは、ジョルジョ・ペリネッティ氏だ。呼ばれたというより、呼び戻された形だ。わずか数カ月前、ロ・モナコ氏を招へいするために追いやられた人物だからである。ロ・モナコ氏は次のように話した。

「辞任は避けられない。ザンパリーニとの意見の相違からだ。決断はすべて彼が下してきた。私に言えるのは、この数カ月、私はサポーターたちのために全力を尽くしてきたということだけだ。サポーターたちのために、彼らのパレルモがセリエAに残留することを願っている。(アルベルト・)マレザーニ新監督とも話したよ。彼には少し状況を説明しておいた」

抗議されたザンパリーニ会長は、『ラジオ24』で、次のように話している。

「パレルモの人たちは私のことが好きだ。道端では呼び止められ、残るように言われる。もちろん、つばを吐かれることもあるだろう。だが、それですべて終わりだ。降格することになっても、サンプドリアもそうだったように、悲劇ではない。すぐにセリエAへ戻るということだ。ただ私は、我々が残留すると確信している。人生には浮き沈みがある。常に勝つことはできないんだ」