担当M(以下M):J1リーグも残り試合数が少なくなってきました。ところが先頭集団にまだまだたくさんチームがいて、現時点でも優勝予想が非常に難しくなっています。

ラモス(以下R):今年は本当に大混戦で、正直に言うと、ここまでいろいろなチームが優勝に絡んでくるとは思っていませんでした。

M:残り2カ月余ですが、現時点ではどんな予想をなさいますか?

R:これは最後までどこが優勝するかわからなくなっていると思いますよ。仙台との直接対決を制した広島が勢いに乗るでしょうが、他のチームの可能性もまだまだあると思います。

M:最後はどのチームの争いになるでしょうか。

R:うーん、まずは広島。それに浦和。戦力が豊富です。槙野(智章)と阿部(勇樹)の補強は効きましたね。それから僕はまだ柏に優勝の目があると思っています。他の、勝ち点差がトップと10点以上あるチームは厳しいんじゃないかな。

M:浦和はペトロビッチ監督がじっくりチームを作っているように見えたのですが、他が勝点を積み上げないうちに仕上がってきましたね。ところで上位にいる仙台や磐田、名古屋の名前が出てきませんが……。

R:仙台にはちょっと息切れの傾向が見えるかな。磐田はここまでの得点力はスゴイと思いますし、今年の躍進は予想外でしたが、じゃあ優勝できるかというと、チームの成熟にはもう少し時間がかかるんじゃないかと思います。

M:名古屋は選手層を考えると、当然最後まで絡んできそうです。

R:名古屋は最終節が浦和なんですよ。僕が優勝候補としてあげている広島、浦和、柏のうち、一番タイトルに近いのは浦和だと思っています。今年の浦和はなかなか負けないチームだし。となると名古屋の目はないんじゃないかな。

M:残り試合でどんなチームと対戦するかが大きく影響しそうですね。

R:もちろん上位対決は厳しい試合になるでしょうけど、残留がかかっているチームとの対戦もどう転ぶかわからない激しいゲームになりますからね。

M:どのチームが優勝を決めるキーになってくるでしょうか。

R:柏……かなぁ。広島とも浦和とも対戦が残っていますからね。ただ、こうやって上位対決の数を見ていると仙台が一番有利なのかも……。

M:おっと、めずらしくラモスさんが迷っていますね。

R:本当に今年は難しいですよ。勘弁してって言いたいくらい(笑)。