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アメリカ司法省は20日、キューバのラウル・カストロ元国家評議会議長らを、30年前に民間機がキューバ軍に撃墜された事件をめぐり起訴しました。

司法省は20日の会見で、1996年にアメリカの民間小型機2機がキューバ軍に撃墜された事件をめぐり、当時キューバの国防相だったラウル・カストロ元国家評議会議長(94)を含む6人を殺人罪などで起訴したと発表しました。

起訴状では、キューバ軍の戦闘機がアメリカの人権団体の小型機2機を撃墜し、4人を殺害したなどと指摘しています。

ラウル氏は兄のフィデル・カストロ氏とともに1959年のキューバ革命を成功に導き、長年にわたりキューバを率いていました。

ラウル氏の起訴についてトランプ大統領は「キューバ系移民は高く評価している」「極めて重要な節目だ」と述べました。

一方、キューバのディアスカネル大統領はSNSで、「いかなる法的根拠も欠いた政治的策略だ」などと批判しています。

トランプ政権がキューバへの圧力を強める中、今回の起訴によって両国の緊張がさらに高まる恐れがあります。