プレートが設置されるまほろば大橋で「多くの人が訪れる場所にしたい」と話す今野さん=11日、秦野市大泰町

 秦野市ゆかりの人気ロックバンド「LUNA SEA(ルナシー)」の地元への功績を広めようと市民有志が奔走している。小田急線秦野駅の駅メロディー採用を求める署名活動に続き、同駅前に設置されるモニュメントの制作費を賄うクラウドファンディング(CF)を立ち上げた市内在住の今野翔さん(43)は「ルナシーの地元への貢献度は計り知れない。その感謝を示しながら、多くの人に秦野を知ってもらいたい」と意気込んでいる。

 ルナシーは2月に死去したドラムの真矢さんをはじめ、メンバー5人のうち4人が秦野出身。今野さんらは昨秋、1万6千筆余りを集めた署名活動で秦野駅の駅メロへのバンドの楽曲採用につなげた。今月下旬、その経緯やバンドの功績を記したモニュメントが同駅の北口と南口にそれぞれ設置される。

 今月8日に制作費など200万円を目標にCFを立ち上げたところ、わずか3日で目標額を達成し、「ルナシーの注目度はすごい」と今野さん。CFは24日まで継続し、集まった資金は商店街とのコラボレーションなど、秦野に人を呼ぶための仕掛けづくりに役立てるという。

 秦野をルナシーの「聖地」とする動きに行政も足並みをそろえる。市は今月下旬、秦野駅北口のまほろば大橋にメンバーの手形をあしらったモニュメントを設置し、今野さんら有志とともに除幕式を行う予定だ。