高林容疑者(警視庁提供)

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 東京都福生市で4月29日、高校生を金づちで殴った男が自宅から逃走した事件で、男は警視庁の捜査員が自宅に突入する4時間前に裏口から逃げていたことが捜査関係者への取材でわかった。

 男は見つかっておらず、同庁は30日、この家に住む職業不詳の高林輝行容疑者(44)を殺人未遂容疑で公開手配した。

 発表によると、高林容疑者は29日午前7時過ぎ、自宅近くの駐車場で男子高校生(17)の顔を金づちで複数回殴り、殺害しようとした疑い。高校生は左目付近の骨を折る重傷を負った。

 捜査関係者によると、同7時40分頃に到着した同庁福生署員に対し、自宅に戻っていた高林容疑者は玄関付近でナイフを示して威嚇したほか、同8時前には噴霧器で液体をかけた。

 防犯カメラの映像から、この直後に高林容疑者は裏口から徒歩でJR福生駅方向に向かったことが判明した。捜査員が同日正午頃に自宅に突入したが、高林容疑者はいなかった。情報提供は警視庁福生署(042・551・0110)へ。