『風、薫る』直美と距離を縮める海軍中尉・小日向栄介役は藤原季節。『青天を衝け』では…<キャスト紹介>
放送中の連続テレビ小説『風、薫る』(主演・見上愛、上坂樹里)。明治期に看護師という職業の確立に貢献した大関和さんと鈴木雅さんをモチーフにしたバディドラマです。見上さん演じる一ノ瀬りんと、上坂さん演じる大家直美の2人が、患者や医師との向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディ”になっていく物語。
改めて、『風、薫る』に登場するキャストを紹介します。
海軍中尉、小日向栄介(こひなた・えいすけ)を演じるのが、連続テレビ小説初出演となる俳優の藤原季節さんです。小日向は、直美と“運命的な”出会いをする青年。アメリカ帰りの海軍中尉で――。
藤原さんは、1993年生まれ。北海道出身。主な出演作品に映画『his』ドラマ『自転しながら公転する』『阿修羅のごとく』など。大河ドラマ『青天を衝け』では、水戸藩士・藤田小四郎を演じました。水戸藩の過激派を率いて「天狗党」を結成、争乱を起こし、悲劇的な最期を遂げました。ドラマ『ちるらん 新撰組鎮魂歌』では、斉藤一を演じています。
藤原さんのコメントをご紹介します。
幸せと楽しみな気持ちでいっぱい
●藤原季節さんコメント
初めまして。「風、薫る」に出演させていただきます、藤原季節です。
出演にあたって、制作陣との面談や衣装合わせを重ねる中で、ドラマに関わる皆さんが本当に高い熱量を持ってこの物語を作ろうとしているんだということが伝わり、幸せと楽しみな気持ちでいっぱいです。
物語の一員として、撮影現場や視聴者の皆さんに楽しんでもらえるような芝居ができるよう頑張ります。

(『風、薫る』/(c)NHK)
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連続テレビ小説114作目となる『風、薫る』の原案は、田中ひかるさんの『明治のナイチンゲール 大関和物語』。脚本は吉澤智子さんが担当。主題歌は、Mrs. GREEN APPLEの『風と町』。占い師の真風(まじ)役の研ナオコさんが、語りも務める。
りんの父・信右衛門を北村一輝さん、りんの母・美津を水野美紀さん、りんの妹・安を早坂美海さん。直美を見守ってきた牧師・吉江善作を原田泰造さん。“鹿鳴館の華”と呼ばれた貴婦人、大山捨松を多部未華子さんが演じる。
原案は…
ドラマの原案となるのは、田中ひかるさんの『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中央公論新社刊)。
同書によれば、女性は専業主婦が当たり前だった明治時代当時、病人の世話をする看護師という仕事はそもそも職業として扱われておらず、命を引き換えにお金を得る、嫌厭される対象とみなされていた、という。
そんな中、ヒロインのモデルとなる大関和は、シングルマザーとして東京に上京し、専門的な知識を身に付けた看護婦(看護師)になることを決意。コレラや赤痢などの伝染病で命を落とす人が後を絶たない当時、看護婦養成所の1期生として入学し、卒業後は帝国大学医科大学第一医院でトレインドナースになる。
一方、看護婦養成所で、大関和と同じ1期生でシングルマザーだった鈴木雅。日本で初めてとなる個人経営の派出看護婦会を設立すると、看護師が病院や病院人のいる家庭へ訪問する体制を整えた。
そこに大関和も加わり、日清戦争後にかけてその規模は拡大。2人は防疫活動でも大きな成果を残し、<看護師>という職業の確立に大きく貢献したとされる。
