スポーティで存在感のあるフロントフェイス

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GR仕立てで大進化を遂げるクラウンの存在感

 トヨタの代表的な車種として長年親しまれてきた「クラウン」は、時代に合わせてその姿を変え続けています。

 2022年に登場した現行モデル(16代目)は、従来のイメージを大きく刷新し、より幅広いユーザー層に向けた一台として展開されています。

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 なかでも「クラウン(クロスオーバー)」は、従来のセダンの枠にとらわれない新しい発想から生まれたモデルです。

 セダンの上質さとSUVの力強さを融合させたスタイルが特徴で、これまでのクラウンとは一線を画す存在となっています。

 クラウンは1955年の誕生以来、日本を代表する高級車として進化を重ねてきました。現行の16代目では、「セダン」「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」という4つのバリエーションが用意され、多様なニーズに応えるラインナップとなっています。

 その中でもクロスオーバーは、2022年10月に先陣を切って発売され、新世代クラウンの象徴的な存在といえるでしょう。

 エクステリアは、クーペのように滑らかなルーフラインを持ちながら、地上高145mmというやや高めの設計によってSUVらしい存在感も備えています。

 さらに大径タイヤを組み合わせることで、安定感と迫力を両立させています。この絶妙なバランスが、多くのユーザーの関心を集める理由のひとつです。

 2025年4月には、クラウン誕生70周年を記念した特別仕様車も登場しました。「CROSSOVER RS “THE 70th”」と「CROSSOVER Z “THE 70th”」の2種類で、それぞれ2.4リッターターボHVと2.5リッターハイブリッドを搭載。専用の外装や装備が与えられ、記念モデルにふさわしい特別感を演出しています。

 外観では「世界に誇る日本のクラウン」をテーマに、21インチのマットブラック塗装アルミホイールを採用し、足元から引き締まった印象を与えています。

 ボディカラーには通常色に加え、特別感のある限定色も用意されています。さらに「日本の風景との調和」を意識した2トーンカラーとして、「プレシャスメタル×プレシャスホワイトパール」と「プレシャスメタル×ブラック」が設定されている点も特徴です。

 内装についても抜かりはありません。「ブラックラスター」という専用カラーによって、落ち着きと高級感を兼ね備えた空間が広がります。

 また、「THE 70th」のロゴが各所にあしらわれ、特別仕様車ならではの演出が施されています。

 こうした魅力に加え、純正のカスタマイズパーツも豊富に用意されている点が、このモデルの楽しみ方をさらに広げています。

 特にGRパーツは、見た目と性能の両面でクルマの魅力を引き上げるアイテムとして注目されています。

 エクステリアでは、GRエアロパーツセット(塗装済32万4500円/消費税込、以下同)が設定されており、フロントスポイラーやサイドスカート、リアバンパースポイラー、トランクスポイラーの4点が含まれています。

 これらを装着することで、統一感のあるスポーティな外観を実現できます。装着時には最低地上高がフロントで約41mm、サイドで約15mm、リアで約29mm低くなり、より低重心なスタイリングになります。

 足元には、ブラック/ブラッククリア塗装の21インチホイールも用意されており、ミシュラン製タイヤとセットで1台分48万4000円となっています。視覚的なインパクトだけでなく、走行性能の向上にも寄与する装備です。

 細部のアイテムとしては、アラミド繊維を使用したキーカバー(1万4300円)も用意されています。厚さ約0.6mmという薄さと軽さを両立しつつ、質感の高さも感じられる仕上がりです。

 さらに、走行性能を高めるためのパーツも見逃せません。GRパフォーマンスダンパー(4万9500円)は、振動や騒音の低減に効果を発揮し、快適性と操縦安定性の両立を図ります。

 また、GRドアスタビライザー(3万3000円)はボディ剛性を高め、ステアリング操作時の応答性を向上させる役割を担います。

 このように、クラウン(クロスオーバー)のGRパーツ仕様は、見た目の迫力や走行性能の向上を評価する声がある一方で、価格や好みの問題も含めて賛否が分かれる存在です。

 ただし、従来のクラウン像にとらわれない新しい価値観を体現している点については、多くのユーザーが共通して認めている部分でもあります。

 ネット上の声を見てみると、「GRエアロ付けると一気にスポーツカーっぽくなるのがいい」「ノーマルより断然カッコいいけど価格は正直高い」「ドアスタビライザーは想像以上に体感できる」「パフォーマンスダンパーで乗り心地が変わるのは驚いた」「ここまでやると完全に別のクルマみたい」「やりすぎ感はあるけどそれが逆に魅力」「純正でここまで攻めてるのが面白い」「人と被らないクラウンにしたい人には最高」といった意見が見られました。

 従来の枠にとらわれない進化を遂げ、多くの人に新たな魅力を提示しているモデルといえるでしょう。