「トイレは汲み取り、風呂の床は土」家賃2.5万円のボロ借家にウンザリ 金魚を狙う“乱入者”のおかげで脱出できた話
ペットを飼い始めたことで、人生が思わぬ方向に好転することがあるようだ。投稿を寄せたのは福岡県の40代女性。後に結婚する彼氏と、同棲をしていたときのことを振り返った。
彼氏が即決した新居は家賃が「2万5000円」と破格だった。さらに「実家が近い」ことも決め手となったその物件は、近所の地主の「離れ」だったという。
しかしその住環境は凄まじく、トイレは汲み取り式で風呂の床は直に土。隙間から害虫が入り込み、大家の親族が勝手に覗きに来るなどプライバシーも皆無だった。(文:湊真智人)
前科持ちの野良猫が屋根裏部屋に忍び込んできた!
そんな不満だらけの生活が半年ほど続いた頃、地域の夏祭りで彼氏が突然「黒出目金が欲しい」と言い出した。女性は飼育設備がないなどと反対したものの、結局は金魚を飼い始めることにしたそう。
意外にも彼氏は世話を焼いて金魚を可愛がったが、女性の住環境へのストレスはとうに限界に達していた。
「こんなプライバシー皆無で汲み取り便所の家なんて嫌だし、結婚する気あんのかと言い合いになった」
すると突然、屋根裏から大きな音が響いた。恐る恐る確認すると、そこには予想外の乱入者がいた。
「開けてびっくり玉手箱!!近所でも有名な悪い野良猫が、あろうことか金魚ちゃん達の居る部屋に特攻を掛けようとまっしぐらではありませんか!!!」
今や愛しの金魚の危機に加えて、彼氏は「猫嫌いでアレルギー持ち」だったというから、当時のドタバタ劇は想像に難くない。この野良猫は近所でカナリアに襲い掛かるなど前科があり、留守中に金魚が狙われたら一貫の終わりだ。女性はこれを機に引越しを迫り、無事にセキュリティのしっかりしたマンションへ移ったそうだ。
思わぬ形で引っ越しが叶った女性は、そのきっかけとなった金魚に強く感謝している。
「私があれだけ言っても聞かなかった移住と独立の話が、金魚ちゃん達が命の危機となったら動いた」
「金魚は『金余(ちんゆい)』といって、幸福を運んでくる天使たちと思っています」
金魚は中国語で「ちんゆい」と発音され、たくさん卵を産む縁起の良い魚とされている。女性にとってそのご利益は相当大きかったようだ。
「移住と独立のその月末に本当に入籍しました。それに金魚達のお陰で良い再就職先(今のパート先)と縁が出来て、そこに行く経路に金魚達の専門家のお店もあるので、金魚達には感謝してもしきれないのです」
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