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モバイルバッテリーなどに使われているリチウムイオン電池から火が出て火事になるケースが、県内でも発生しています。
取り扱いでどんなことに注意すればよいのか、長岡記者がお伝えします。

先月23日、富山市のスキー場の宿泊施設で火災が発生しました。

◆長岡慧記者
「こちらは今月23日に火災が発生した宿泊施設の客室です。畳の一部が焼けたこの火災、モバイルバッテリーが火元になった可能性があるということです」

施設の関係者によりますと、コンセントにつながれて充電中だったモバイルバッテリーや、その近くにある客の荷物が燃えているのに従業員が気づきました。
すぐに消し止めて大事には至りませんでした。
充電中だったモバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が使われていました。

こちらは、電気製品などをチェックしているnite=製品評価技術基盤機構の実験映像です。
充電中のモバイルバッテリーから白い煙が出始めた、その直後。
大きな音とともに火が噴き出し、バッテリーは一瞬で炎に包まれました。

モバイルバッテリーや携帯電話など様々な電気製品に使われているリチウムイオン電池ですが、老朽化して膨らんできたり、落として傷がついたりすると発火する恐れがあります。

富山市消防局によると去年、富山市で発生した火災73件のうち、リチウムイオン電池が原因とみられるものは6件でこれまでで最も多くなりました。
リチウムイオン電池を使う際にはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

◆富山市消防局 予防課予防係 竹内風真主任
「高温になりやすい場所に放置をしないとか製品を落下させたりして衝撃を与えない、むやみに分解したりしないことが挙げられます。膨張しているとか、充電しているときに発熱がするとか、充電がうまくできないとか、そういった異常がある場合は使用をやめて、製造事業者さんとか販売店さんに相談していただければと思います」

モバイルバッテリーは飛行機の中でも発火が相次いでいるとして、国土交通省は来月にも機内での使用や充電を禁止する方向で検討しています。
さらに、機内への持ち込みも2個までに制限する見通しです。

便利なモバイルバッテリーですが、取り扱いには十分な注意が必要です。

リチウムイオン電池は処分する際にも注意が必要です。
処分方法は自治体によって異なりますので、それぞれのホームページを見て確認してください。