満身創痍の平野歩夢 連覇ならず「生きて帰って来れてよかった。生きるか死ぬかの戦いで滑った」【ミラノ・コルティナ五輪 男子ハーフパイプ】
<2026年2月13日(金)ミラノ・コルティナ2026オリンピック スノーボード 男子ハーフパイプ決勝 @リビーニョ・スノーパーク>
ミラノ・コルティナ五輪は現地時間13日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われ、95.00点をマークした戸塚優斗(24=ヨネックス)が金メダルを獲得した。五輪3大会連続出場の戸塚は3度目の正直で悲願の金メダルを手にした。
連覇そして4大会連続のメダル獲得を狙った平野歩夢(27=TOKIOインカラミ)は86.50点の7位でメダルに届かなかった。
1月のワールドカップで複数箇所を骨折する大怪我を負いながらも、懸命なリハビリを経て大舞台に立った平野。試合直後、その胸中を語った。
平野歩夢 競技後のインタビュー
Q:ものすごい決勝でした。今のお気持ちをお願いします
ほんとにすごい白熱した戦いで。無事生きて帰ってこれて良かったなっていう、本当にそれだけですね。
Q:大怪我をしてからまだ1か月たっていません。普通のアスリートだったらスタートに立てなかったと思います。どんなお気持ちでしたか
いろいろな感情だったり、怪我したこととかを、ある程度頭から消し去らないと、ここまでのトリックに取り組めない。それぐらい自分も今まで出したことないようなリスクをかけていかなければならなかったので。本当に生きるか死ぬかの戦いみたいな気持ちで滑りましたね。
Q:困難な状況の中で2本目ものすごいルーティンでした
2本目、まず1本目あれほんとは決めたかったんですけど、そこから段階を上げていけたらいいなと思ってたんですけど。1本目で転倒あったりとか。でも自分が今やれることはやったんで、悔しさは残るんですけど、今までこう歩んできたものっていうのは、無駄なものじゃないと思うんで、またゼロから積み上げていければなと思ってます。
Q:平野選手の限界に挑戦する姿、多くの方々が勇気もらったと思います
これまでサポートしてくれた人たちだったり、こうやって見てくれてる、応援してくれてる人たちに、自分が今できる精一杯な気持ちっていうのは、滑りで見せれたのかなと思うんで、ほんと周りの人には感謝しきれないですね。
Q:その姿勢はチームメイトにもいい影響あったんじゃないですか。チームメイトについていかがですか
みんなやっぱり、日本人選手の中でもすごいハイレベルな、誰が勝ってもおかしくないようなスキルを一人一人が持っているので、それでお互いに高められてるっていうのは確実にあると思います。
Q:最後に日本の方々にメッセージをお願いします
納得のいく結果で終われなかったんですけど、ほんとにこうやってここで滑れるのも、自分がここまで諦めず来れたのも、周りの人たちのサポートだったり、こう見てくれる人たちの応援がないと多分、自分も全力出しきれてないと思うんで。その気持ちを受け取ってまた積み上げていけたらなと思ってるんで、引き続きよろしくお願いします。
