16歳でC大阪とプロ契約を結んだ柿谷氏。(C)SOCCER DIGEST

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 元日本代表FWの柿谷曜一朗氏が、7月11日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN+」に出演。若かりし頃のプロ意識の低さを明かした。

 セレッソ大阪のアカデミー育ちで、2006年に弱冠16歳でトップチームとプロ契約を結んだ柿谷氏。当時から期待されていたなか、本人は「とんでもない人間だった」と振り返る。

「天才少年みたいな扱い方をされて、一生懸命やるのが恥ずかしいと。自分が取られたボールをスライディングしてとか、身体を張るプレーがダサいと思ってしまっていました。華やかにプレーしたい、自分のプレーを見てくれて喜んでくれる人がいるという、ただサッカーが好きな少年がそのままプロになったんですよ」

 練習に対する姿勢も甘かった。遅刻をしても「5分くらい、いいじゃないですかという感覚」だったという。

「9時から練習だったら、寮で8時50分まで寝て。で、自転車で5分くらい、ガーッと行ってバッと着替えて、寝ぐせのまま練習する。プロじゃない。練習するための準備を何もしない。朝ごはんも食べていない」
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 当時の監督からは厳しく指導されたが、聞く耳を持っておらず、同じようなことを繰り返していた。

 その後、2009年途中に徳島ヴォルティスに期限付き移籍。環境が変わっても、しばらく遅刻癖は直らなかった。

 ただ監督やチームメイトから「お前、このままだとサッカー選手、終わるよ」と指摘され、「俺にはサッカーしかないから、サッカーがなくなったら終わる」と危機感。周囲の協力もあって、徐々にプロ意識が芽生えていったという。

 10代の頃は素行に問題があった“ジーニアス”は、後に14年のブラジル・ワールドカップ出場を果たすなど、紆余曲折を経て名選手に成長していった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部