この記事をまとめると

■東京の駐車場事情について解説

■多くのコインパーキングや時間制限駐車区間がある

■駐車代を安く済ませる裏ワザも紹介

東京の人はどこにクルマを停めているの?

 東京スカイツリーが開業10周年を迎えたり、各地の再開発が進んで新たな名所が続々と誕生している東京。地方から、休日を利用して東京へクルマで遊びに行くという方も多いと思いますが、そこで必ずと言っていいほど洗礼を受けるのが、東京の厳しい駐車場問題。行きたいところに駐車場がない、または、あっても数台しか停められず大行列。やっと停めたと思ったら、駐車料金が1時間1200円? なんて目ん玉飛び出そうになった人もいるはずです。

 いったい、東京の人はクルマで出かけた時にどこ停めてるの? と疑問に思うのも無理ないですよね。今回はそんな、都内でクルマ移動する人のための駐車場事情をご紹介したいと思います。

 まず、都心にある多くの商業施設には、建物専用の駐車場が少ないため、平日ならともかく休日にはなかなかスムースに停めるのが難しいのが現状です。ただ、都内の特徴として、石を投げればコインパに当たる、と言ってもいいほど、そこらじゅうに時間貸しのコインパーキングがたくさんあります。地方の人には信じられないかもしれませんが、コンビニの駐車場でさえ時間貸しのコインパーキング化しているところもあるほどです。

 グーグルマップで「近くのコインパーキング」と検索しても出てきますが、検索している間に誰かが先に停めてしまう可能性もあるので、確実にお得に停めるなら、あらかじめコインパーキングのアプリをダウンロードしておき、検索すれば満車か空車か、料金、営業時間といった情報がわかり、予約ができるところもあるので便利。ポイントが貯まるアプリもあります。ただ、ここで注意したいのは、なるべく「最大料金」が設定されているコインパーキングを選ぶことと、その設定時間をよく見ることです。入庫後24時間の最大料金だとばかり思っていたら、小さい字で入庫後3時間と書いてあった! なんてトラップのようなところも多いので、看板はちゃんと読みましょう。

安く済ませる裏ワザも!

 次に、ちょっとコンビニに寄りたいとか、サクッとごはんを食べたい、といった短時間の駐車時には、比較的広い道路に設定されている、時間制限駐車区間(パーキング・メーター)、いわゆる路上駐車枠を活用するのもひとつの手。道路に青くて丸い標識に「P60分」と書かれたところに、白い枠が設定されており、標識に書かれた時間帯(例えば9-20など)で利用可能。

 一部、20分300円といった特別料金のところもありますが、一般的には1時間300円で停められ、枠の横に設置されたパーキング・メーターに直接お金を入れれば、その瞬間から60分のカウントがスタートする仕組みです。一部の地域では、パーキング・チケット発給機が設置されていて、発給したチケットをフロントガラスに貼り付けるところもあります。どちらも、60分を超えても駐車を続けていると、駐車違反の取り締まりの対象となりますので注意が必要です。

 続いて、雨の日などに屋根がある駐車場に停めたいという時には、料金が比較的リーズナブルで、駐車台数が多いのであまり並ぶことなくすんなり停められる、東京都が運営している駐車場や公共の駐車場がおすすめ。東京駅にも近い「八重洲駐車場」や、銀座に行くのに便利な東銀座駐車場、新京橋駐車場などが東京都駐車場として営業しており、麻布十番公共駐車場、品川駅港南口公共駐車場などの公共駐車場もたくさんあります。料金は場所によって多少変わりますが、おおむね30分200円台と良心的。最大料金が設定してあるところもあります。

 さて、こうした駐車場は便利ですが、「やっぱり目的地と同じ建物に停めたい」というのであれば、結果的にお得になる小ワザもあります。事前に準備できるならおすすめなのが、駐車場の料金無料特典がついているクレジットカードに入会すること。三井ショッピングパークのゴールドカードなど、年会費無料で駐車料金優待がついているカードもあります。お目当ての施設にそうしたカードがあれば、事前に申し込んでおくといいですね。

 また、デパートやショッピングモールなら、お買い物をすると駐車場料金が割引になるところも多いですよね。欲しいものがあって購入できればいいですが、割引となる設定金額に届かなかったり、欲しいものが買えなかったりした時には、払った金額と実質同じ価値がある商品券やギフトカードを購入するのはどうでしょう。ただし、一部のデパートなどでは商品券の購入は駐車場割引の対象外となることもあるので、事前に確認が必要です。

 ほかにも、賞味期限の長いお茶やコーヒー豆、化粧品や洗剤など、「今すぐは使わないけど、どうせそのうち使うもの」を買いだめして、駐車券の割引サービスをゲットするというのも賢い方法だと思います。

 ということで、知らないと損する・困る、東京の駐車場事情をご紹介しました。東京へクルマで遊びに行くなら、事前に駐車場対策もしっかりしておくといいですね。