永野芽郁さん(2016年撮影)

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2021年8月25日放送のドラマ「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」(日本テレビ系)第6話が、チャイルドシート使用の重要性を伝える内容だったとして、インターネット上で注目を集めている。

痛ましい交通事故の裏にはある事情が...

原作は、元警察官の泰三子さんによる連載中の漫画「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」。ワケありで交番に異動してきた元エース刑事・藤聖子(戸田恵梨香さん)と、公務員という安定を求めて警察官になった新人・川合(永野芽郁さん)による女子コンビが、事件や恋に奮闘する姿を描く。

知っているようで意外と知らない、笑いあり涙ありの、やけにリアルな交番エンターテインメントだという。

※以下、一部ネタバレを含みます※

第6話では、藤と川合が通報を受け、交通事故の現場へ。

藤の呼びかけに運転手である女性から返事があり、大事に至らなかったと胸を撫でおろした川合だが、路上に転がるタオルケットの中を見て騒然。それは、車から投げ出された赤ちゃんの遺体だった。

初めての死亡事故、しかも赤ちゃんという衝撃で、精神的ショックを受けてしまった川合。心ここにあらずな中、その日の公務で交通整理をしていると、赤ちゃんを抱っこしたまま車を運転する母親がやってきた。

川合はすかさず、車を停め、「すみません、お子さんおいくつでしょうか。6歳未満だとチャイルドシートの使用が原則として義務化されているのですが」と違反となることを告げる。

すると母親は、逆ギレ気味に「そんなんで切符切られるの?」と強い口調で反発。この母親は、

「あんたたち子どもいる?」
「子どもってじっとしてないのよ。まったく... あんたらの点数稼ぎでなんで私が...」

と愚痴をこぼすが、さきほど辛い光景を目の当たりにした川合は「そういうレベルの話してるんじゃないですよ」とイライラした様子で母親を嗜める。そんな川合に対し、藤は「言い方がよくなかった」と注意をするのだった。

「子供抱えて運転なんて危険すぎる」

その後、公務を休みがちになり、食事が喉を通らないようになってしまった川合。しかし、交通課の宮原(駿河太郎さん)の言葉や、藤の「誰かがやらなきゃいけない仕事だから」との決意を聞き、無事警官として復帰するのだった。

ますますペアとして仲を深める藤と川合に反響があがる一方で、視聴者からは、今回の放送を受けてチャイルドシートの重要性を改めて痛感した、との反応が。ネット上では

「運転席に子供抱えて運転なんて危険すぎる」
「じっとしてないなら尚更チャイルドシートに乗せなきゃいかんでしょうが!!」
「泣いた チャイルドシートは絶対付けてね... みてるの辛かったけどとても良い話だった」
「切なすぎる赤ちゃんの死...赤ちゃんが泣き叫ぼうが子供が嫌がろうがベビーシート・チャイルドシートは絶対です」
「これでチャイルドシートの重要性が再認識されて子供の安全をちゃんと考えてくれる人が増えますように」

などの声があがっている。