広島市議会は議員が本会議を1年間欠席した場合、議員報酬を30%カットする規定を設ける方向で一致しました。

来年2月の定例会に提案する方針です。

長期欠席議員の報酬に対する規定について、議員が本会議を1年間欠席した場合、1年が経過した次の月から議員報酬と期末手当を30%カットすることで全会派一致しました。

広島市議会では体調不良を理由に去年の12月から1年以上欠席している議員が1人いますが、減額されることなく約1670万円が支払われています。

議会は少しでも早く今回の規定が成立するよう来年2月の定例会に提案する方針です。

自民党・市民クラブ 山路 英男議員「対象の議員が出られたので最大公約数でまとめられたゼロから一歩進んだ」

また最終日を迎えた本会議では旧統一教会や関連団体との関係を今後一切断つ決議案が提案されましたが反対多数で否決されました。

共産党 近松里子市議「(旧統一教会と)本気で関係を断つ気があるなら、本会議場で有権者の前で堂々と宣言に賛同されるべきでは」

自民党・市民クラブ 山路 英男議員「宣誓書にサインしているので、今回の決議案に賛成するまでもなく党自らやっているということで乗らなかった」