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乳幼児OKのアトラクションでも、実際にはベビーに我慢をさせて利用しなければならないケースもあります。

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ベビーセンター、アトラクション利用、ショー&パレード鑑賞、おすすめプランなど、経験者でなければ分からない “赤ちゃん連れでの東京ディズニーリゾートの過ごし方” のポイントを、D*MANIAのママライターが紹介します。

■どうしたら赤ちゃんに無理をさせないでTDRを楽しめる?

東京ディズニーリゾート(TDR)は、4歳未満は入園無料! 年齢制限は設定されていないので、制度上は新生児から入園することが可能ですが、体力がついた1歳すぎに短時間だけ来園するゲストが多いように感じます。

しかし、何らかの事情で乳児をつれてTDRに来園することになった時、どうすれば大切な赤ちゃんに無理をさせずにTDRを楽しむことができるのか?

…何かと不安なパパ・ママのために、TDRを乳児と楽しく過ごすためのポイントを紹介したいと思います。

■TDRの乳幼児向け設備は、群を抜いて充実

私の趣味はテーマパーク・レジャー施設巡りなのですが、TDRの乳幼児向け設備は群を抜いています。

園内の各所にあるトイレには、女性用男性用問わずオムツ替え台が設置されており、パーク内のレストランでは、子供用の椅子やお食事用エプロンも用意されており至れり尽くせり。

そのコアであるベビーセンターは私の住みたい乳幼児施設No.1です。

東京ディズニーランド(TDL)・東京ディズニーシー(TDS)ともに、ベビーセンターが設置されており、おむつ交換台・授乳・粉ミルクの調乳・離乳食用の設備が整っています。

ベビーセンターのスポンサーは明治なので、販売されている粉ミルクや離乳食も明治製品。品質も安心です。

新生児でも1日過ごせる、十分すぎるほどの設備…しかし、実際にTDR内で新生児を見かけることは極稀です。

TDL/TDS内で貸出を行っているB型ベビーカーやトイレに設置されているベビーキープが利用できるのは、腰がすわり、ひとりでお座りができる生後6-8ヶ月頃。

また、おすわりができるようになると利用できるアトラクションが、格段に増えます。

長時間の移動や外出ができる月齢の目安は生後6-8ヶ月ともいわれていることから、本記事内においても赤ちゃん・乳児・乳幼児は生後6-8ヶ月以上(腰がすわり、ひとりでおすわりができる頃)〜2歳未満を想定して紹介していきたいと思います。

■赤ちゃんとアトラクションを楽しむ3つの方法

乳幼児が乗れるアトラクションは「赤ちゃんでも乗れるアトラクション」と「3歳未満が乗れるアトラクション」の2種類があり、それは公式サイトでも紹介されています。

参考:東京ディズニーリゾート公式サイト ベビー&キッズが楽しめるアトラクション・ショー

しかし、今回紹介するのは乳幼児が乗れるアトラクションではなく、乳幼児をつれて来園しアトラクションを楽しむ方法です。

アトラクションを楽しむ方法は3つあります。

1. 乳幼児と楽しくアトラクションを利用する
2. 乳幼児に我慢させてアトラクションを利用する
3. 乳幼児を置いてアトラクションを利用する

一見楽しくないようなものも含まれていますが、これが「乗れる」「乗れない」ではわからない楽しむコツです。

■「乗れる」「乗れない」の落とし穴

前述のとおり、乳幼児が乗れるアトラクションは2種類。

「赤ちゃんでも乗れるアトラクション」は、抱っこしたまま利用できるアトラクションです。

対して「3歳未満が乗れるアトラクション」は、ひとりでおすわりできれば利用できるアトラクションです。

東京ディズニーリゾート公式サイトや多くのガイドブックで「3歳未満も乗れるアトラクション」として紹介されいるアトラクションですが、正確には「補助なしで座る事ができ(る月齢の体格であ)れば、身長90cm以下であっても安全バーをすり抜けてしまう危険性がないアトラクション」を指していると考えられます。

しかし、安全ならば楽しいのでしょうか。

■「そびえ立つ壁」問題

生後6カ月の子供の身長は60〜75cm。アトラクションを利用するには座高が足りません。

子どもから見える世界は座席の正面…安全バー・手荷物・壁、それから天井がよく見えます。

また、安全バーが大人の腹部で止まるので乳幼児と安全バーの隙間は空きすぎる程空いていて、ノーガードの状態で乗車することになります。

安全バーも乳幼児には少し高い位置で止まるので、つかまるのも一苦労です。

大人が支えていても身体がぐらつき、乳幼児の頭はガンガンと背もたれに当たります。

■「3Dメガネ」問題

3Dの映像は乳幼児には刺激が強いと言われていますが、そもそも大人サイズで製造された3Dメガネを子どもはつけることができません。

髪ゴムを外し3Dメガネを固定しようと工夫したこともありましたが、子どもが触るとすぐにずれるので意味をなしません。

解決策は「隣にいる大人がメガネを押さえる」「子ども自身がメガネを押さえる」「メガネをかけない」の3つです。

頭のサイズが48cmの帽子がギュウギュウでかぶれない程度が、補助なしで3Dメガネをかけられる目安です。

■「パパ・ママ助けて!」問題

一番の問題は、アトラクションの乗車中に、不安になって子どもが泣いてしまっても、抱くことができないことです。

それは子どもの声で他のゲストの体験価値を下げてしまうことになるでしょうし、目の前で世界一大切な人が泣くほど困っているのに助けることができません。

一応お座りできるからと乗り込めばアトラクションを利用することはできますが、それは家族の幸せにつながるのでしょうか。

これらの問題から開放されたのは子どもが4歳(身長は95cm程)を過ぎた頃でした。4歳未満は入園無料には相応の理由があると感じています。

では、「乳幼児と一緒に楽しめるアトラクション」と、「乳幼児に我慢していただく必要があるアトラクション」はどれでしょうか。

■乳幼児と一緒に楽しめるアトラクション

■東京ディズニーランド(TDL)

・オムニバス
・ペニーアケード
・スイスファミリー・ツリーハウス
・蒸気船マークトウェイン号
・トムソーヤ島いかだ
・ウエスタンランド・シューティングギャラリー
・シンデレラのフェアリーテイル・ホール
・イッツ・ア・スモールワールド
・チップとデールのツリーハウス
・トゥーンパーク
・ドナルドのボート
・ミニーの家
・グーフィーのペイント&プレイハウス
・キャッスルカルーセル

■東京ディズニーシー(TDS)

・ディズニーシー・トランジットスチーマーライン
・フォートレス・エクスプロレーション
・ヴェネツィアン・ゴンドラ
・タートル・トーク
・ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ
・ビッグシティ・ヴィークル
・シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
・アリエルのプレイグラウンド
・キャラバンカルーセル

紹介したアトラクションの多くは抱っこでも利用でき、鑑賞を楽しむタイプのアトラクションです。

カルーセル(メリーゴーランド)は、前に子どもを乗せ、大人が後ろから抱きかかえるように乗車する事ができます。

TDSにある「アリエルのプレイグラウンド」には園児/未就園児で分けられたプレイエリアがあるので、安心して子どもを遊ばせることもできます。

■乳幼児に我慢していただく必要があるアトラクション

■東京ディズニーランド(TDL)

静かに過ごすことができれば楽しめるもの
・ディズニー・ギャラリー

暗い・怖いところが平気ならば楽しめるもの
・ウエスタンリバー鉄道
・ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション
・魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ”アロハ・エ・コモ・マイ!”
・カントリーベア・シアター
・ホーンテッドマンション
・白雪姫と七人のこびと

3Dメガネをかけられれば楽しめるもの
・ミッキーのフィルハーマジック

座高が高ければ楽しめるもの
・アリスのティーパーティー
・バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
・空飛ぶダンボ
・ピノキオの冒険旅行
・ピーターパン空の旅
・プーさんのハニーハント
・ロジャーラビットのカートゥーンスピン
・グランドサーキット・レースウェイ
・スタージェット
・モンスターズ・インク”ライド&ゴーシーク!”

暗い・怖い・落下が平気でならば楽しめるもの
・カリブの海賊

■東京ディズニーシー(TDS)

暗い・怖いところが平気ならば楽しめるもの
・海底2万マイル

座高が高ければ楽しめるもの
・アクアトピア
・ジャスミンのフライングカーペット
・ジャンピング・ジェリーフィッシュ
・スカットルのスクーター
・ブローフィッシュ・バルーンレース
・ワールプール

3Dメガネをかけられれば楽しめるもの
・マジックランプシアター

座高が高く、3Dメガネをかけられれば楽しめるもの
・トイ・ストーリー・マニア!

比較的子ども遊ぶものが多いTDSにある「マーメイドラグーン」エリアですが、海底をモチーフにした薄暗い室内ですので、雰囲気も変わり怖くて入れない子もいます。声掛けをしながら、様子を見るとよいでしょう。

子どもに人気! といわれているTDLの「プーさんのハニーハント」とTDSの「トイ・ストーリー・マニア!」が、乳幼児連れには、実は鬼門。

2歳くらいの子どもを連れて、良かれと思い乗ったのですが、「プーさんのハニーハント」は乗り込むポットが深いので前がよく見えず、突然激しい動きをすることなどから、その後数年恐怖体験として子どもに記憶されてしまい、身体が大きくなったあとも乗ることができない期間がしばらく続いてしまいました。

「トイ・ストーリー・マニア!」は単純にメガネを掛けられない、操作をする紐に手が届かない、ルールがわからないといった問題が出てきます。

3歳頃になるとルールがわからずとも紐を引けるようになり、4歳頃になると得点を競えるようになりました。

どうかお子様にたくさんの楽しい記憶が残るよう、適切な体格になってからの乗車をおすすめします。

■乳幼児を置いてアトラクションを利用する

東京ディズニーリゾートでは「アトラクション交代利用」という無駄がなく能率的なシステムが存在します。

子どもを置いてアトラクションを利用することに罪悪感を感じるかもしれませんが、あるタイミングに合わせて利用すると子どものためにもなるのです。

そのタイミングは「子どものお昼寝」です。

静かな場所で子どもが寝ている間に、交代でアトラクションを利用すれば、子どもは寂しい思いをしませんし、お昼寝している子ども以外のメンバーも気兼ねなくアトラクションを楽しめることでしょう。

ファストパスやシングルライダー(お一人様優先乗車)と組み合わせれば、より短時間でアトラクションをまわることができます。

参考
東京ディズニーリゾート公式サイト アトラクション交代利用
東京ディズニーリゾート公式サイト シングルライダー
【TDR】初心者のためのディズニー・ファストパスQ&A! 使い方パーフェクトガイド

■ショー&パレードを楽しむ

乳幼児を連れて観劇できる劇場やコンサートはごくわずかですが、TDRならそれが可能!

シーズンごとに変わる季節のショー&パレードでは簡単な振り付けでショーに参加し、みんなで楽しめるものが多く公演されています。また、常設のショーの中には子供向けに公演されているものも存在します。

参考:東京ディズニーリゾート公式サイト パレード・ショー一覧

オススメはTDL「スーパードゥーパー・ジャンピンタイム」。

ミッキーたちと一緒に身体を動かしながら遊ぶことができる子供向けのショーです。

わ〜お!やブンバ・ボーン!のような簡単なダンスが行われるので、上のお子さんは参加エリアで、乳幼児は大人の方のお膝の上で鑑賞するとよいでしょう。

通路側の座席に座るとミッキーたちが遊びに来てくれることもあるので、参加エリアに無理に押し出さず、椅子に座ったまま声掛けをしながら一緒に楽しむと、よいでしょう。

対して注意が必要な物は、悪役が登場し炎が出る演出があるTDL「ワンマンズ・ドリーム? - ザ・マジック・リブズ・オン」「ワンス・アポン・ア・タイム」、TDS「ファンタズミック!」です。

そのシーンの時は、抱きしめたり声掛けを行うなどより手厚いケアを行うとよいでしょう。

■オススメプラン

私が実行した赤ちゃん連れのディズニー旅行のプランを紹介します。

生後6ヶ月〜24ヶ月編(前提:夜泣きが終わっている事)

東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ ポルト・パラディーゾ・サイド(TDSのメディテレーニアン・ハーバーが見えるエリア)に宿泊。

15:00にチェックイン、翌日12:00にチェックアウト。

TDL/TDSのいずれにも来園せずに、ホテルで過ごし、窓からTDSのハーバーショーを楽しみました。

ベビーバスやベビーベットの貸出も行われているので、普段のタイミングで子どもと過ごすことができました。

ホテルミラコスタある室内プールは、水遊び用オムツを使用すれば乳幼児でも利用可能です。私はトイレトレが終わるまで利用しませんでしたが、上のお子さんがいる方などにはオススメです。利用者が多い夏場でも時間によっては貸切状態で利用することができるので、思いっきり遊ぶことができます。

参考:東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ 小さなお子様づれのご家族も安心のサービス

生後1歳〜2歳

日帰りで来園する場合は、自宅からの移動時間を含め、7時間以内で外出が完了するように心がけていました。

10:00 入園
子どものおやつ
季節のパレードやスーパードゥーパージャンピンタイムを鑑賞
ベビーセンターで子どもの昼食→大人たちの昼食
アトラクションに乗車
お買い物
子どものおやつ
子どものお昼寝開始
15:00 退園

アトラクションやショーをたくさん見ることよりも、突然始まるバンド演奏や珍しいお花をみて過ごしました。

こどものおやつや昼食はレストランではなく、ベビーセンターで販売されている商品を購入して利用しました。

また、宿泊をせずに夕方までTDRで過ごすようになったのは3歳以降、開園から閉園までいたのは小学生になってからでした。

TDRで全力で遊ぶ子どもたち、少しでも無理をさせると翌日は疲れで集中できないこともあるようです。

準備なしの子連れディズニーは、ハイリスク! いざという日の助けになれば幸いです。

以下のサイトもチェックしておくと、より安全・快適に東京ディズニーリゾートを過ごせるのではないでしょうか。

東京ディズニーリゾート公式サイト Disney Mama Style
【保存版】こどもと東京ディズニーランド! 絶対知っておくべきテクニック28
【保存版】こどもと東京ディズニーシー! 知らないと損する便利ワザ26