MicrosoftはAIアシスタントのCopilotをユーザーに代わってタスクを完了する常時稼働型のエージェントへと進化させるため、OpenClawのような機能をMicrosoft 365などに統合するテストを行っていると報じられています。

Microsoft 365 will soon have helpers that take actions for you - here’s what that means | Windows Central

https://www.windowscentral.com/artificial-intelligence/microsoft-openclaw-will-add-personal-ai-agents-in-microsoft-365

Microsoft Plots New Copilot Features Inspired by OpenClaw - The Information

https://www.theinformation.com/articles/microsoft-plots-new-copilot-features-inspired-openclaw

Microsoft is testing OpenClaw-like AI bots for Copilot | The Verge

https://www.theverge.com/tech/911080/microsoft-ai-openclaw-365-businesses

Microsoft is working on yet another OpenClaw-like agent | TechCrunch

https://techcrunch.com/2026/04/13/microsoft-is-working-on-yet-another-openclaw-like-agent/

OpenClawはユーザーのデバイス上でローカルに動作するAIエージェントを作成できるオープンソースのプラットフォームで、2026年に入ってから急速に人気を集めました。

Windows・macOS・Linux・Android・iOSと連係しさまざまな操作ができセルフホスト可能なパーソナルAIアシスタント「OpenClaw」 - GIGAZINE



一方でOpenClawは深刻なセキュリティ上の懸念も指摘されていますが、Microsoftはより安全なバージョンのツールを実装できるという自信を示しています。

特にエンタープライズ顧客向けは厳格なセキュリティ管理機能を備える方針で、マーケティングや販売、会計といった特定の役割ごとにエージェントをカスタマイズし、必要な権限のみを付与する仕組みが検討されていると報じられています。

常時稼働版のMicrosoft 365 Copilotが実現すれば、Outlookの受信トレイやカレンダーを常に監視し、毎日の推奨タスクリストを提示するなどの動作が可能になります。また、Microsoftは特定の役割に特化したエージェントも検討しており、マーケティングや販売、会計といった職種ごとに権限を制限してビジネスの他部署から隔離する仕組みを模索しているとのこと。

これまでのツールは主にクラウド上で動作していましたが、OpenClawの特徴はローカルハードウェア上で実行される点にあります。OpenClawユーザーの間では安価なMac miniがプラットフォームとして好まれており、急激に売上を伸ばしていることから、Microsoftはセキュリティ以外にも戦略的な動機を持っていると考えられます。



Microsoftのコーポレートバイスプレジデントであるオマール・シャーヒーン氏はWindows CentralやThe Informationなどのメディアに対し、「ユーザーがより効果的かつ効率的に仕事をこなせるよう支援し、タスクを最初から最後まで引き受けることで負担を軽減することを目的とした新世代のアシスタントを導入することに注力している」と認めています。

今回報じられた新しいエージェント機能の一部は、2026年6月2日から開催されるMicrosoftの開発者向け年次カンファレンス「Microsoft Build」で披露されるとみられています。